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怒らせない、機嫌を損ねさせないことばかり考えてきた。
子どもの頃から、「気が利かない」、「自分さえ良ければいいと考えている」と、よく怒られてきました。
今から思えば、これも空気が読めない、相手の気持ちが分かりにくいという当事者としても困った特性なのですが、
当時は親だって周りの大人だって、ましてや私自身だって知る由などなく、ただの「出来の悪い子」という扱いでした。
特にこの国は「察して動く」ことが求められ、
できなければ相手の機嫌を損ね、怒られた
私(40代・主婦)が発達検査を決意したとき
大人になって初めて発達障害と診断された、としても。
もちろん発達障害なので生まれつき特性を抱えてこれまで生きてきたわけですよね。
確かに思い返してみれば、子ども時代から
・友人関係が上手くいかなかった
・疲れやすかった
・傷つきやすく消耗しやすい精神状態だった
・人一倍苦労してもみんなと同じにできないことが多い
・運動が大の苦手
など、しっかりと思い当たる節がありました。
まわりの人たちに
あの頃の自分には想像さえできなかった、心療内科医A先生の言葉
今から20数年前。
職場の人間関係でメンタルをやられてしまって、心療内科に通っていました。
待ち時間はものすごいんだけど、その分、A先生は患者さんの話をじっくり丁寧に聞いてくれました。
診察、といっても、たわいもない話やA先生の面白エピソードで笑わせてもらったり、肩の力を抜いてホッとできる時間でもありました。
まだ独身の頃でしたが、A先生にアドバイスされたことがありました。
「結婚したり
すべて腑に落ちたけど、話はそれからだった。
はじめまして。生きづらいと思っていたら、
2018年に、まさかの40代で発達障害のひとつである
「自閉症スペクトラム(ASD)」
の診断をいただいた、上川さくらと申します。
現在でも不安神経症のためメンタルクリニックに通院しています。
診断を受けた経緯などは、おいおい別の記事でお話ししていこうと思うのですが、
とにかく私自身が自閉症スペクトラムだとわかったことで、これまでの謎の慢性疲労、