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私(40代・主婦)が発達検査を決意したとき

大人になって初めて発達障害と診断された、としても。

もちろん発達障害なので生まれつき特性を抱えてこれまで生きてきたわけですよね。

確かに思い返してみれば、子ども時代から

・友人関係が上手くいかなかった
・疲れやすかった
・傷つきやすく消耗しやすい精神状態だった
・人一倍苦労してもみんなと同じにできないことが多い
・運動が大の苦手

など、しっかりと思い当たる節がありました。
まわりの人たちに迷惑をかけていたかもしれません。

あの頃から「困り感」は少なからず抱えていましたが、幸いにも学生時代から社会人になるまでは、環境に恵まれていたのだと思います。
気の合う親友と笑って過ごせる時間もありました。

それから結婚、出産を経験することになるわけですが、
とりわけ育児が始まってから大きな壁にぶち当たりました。

・常に気を張っているので精神疲労が続く
・効率良く家事ができずに途方に暮れる
・とりわけ料理に関することが壊滅的
・家族のペース、生活リズムが優先される
・想定外の出来事ばかりで精神が追いつかない
・ひとりでクールダウンできる場所がない
・ママ友付き合いで行き詰まる
・パワフルに何でもこなすママさんたちに圧倒される
・学校から行事予定や準備品などのプリントを一気に出されるとパニックを起こす
・学校行事の後は消耗しすぎて数日寝込む
・心身が限界を超えると涙が止まらず制御不能になる

特に、最後の「心身が限界を超えると涙が止まらず制御不能になる」について、
例えば子どもの前など、今は涙は見せてはいけないような場所でも抑えられなくなるようになってしまいました。

いわゆる「メルトダウン」と表現される状態なんだと思います。

こうなってしまうと精神的にもかなり落ちてしまうし、家族にも迷惑をかけるし、困り果てていました。

ちょうど、大人の発達障害についてメディアなどで取り上げられることが増えた頃でした。
それまでは、まさか自分が発達障害だとは考えることもなかったのですが、
私と同じような悩みを抱えた女性が紹介されていて、もしかしたら、と、
勇気を出して大人も検査してくれる精神科を探して検査、診断に至りました。

とにかくメルトダウンを起こす段階まで追い込まれる前に、なんとか食い止められるように対策を考えるのが今の課題です。





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