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読書記録

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2020年12月の記事一覧

兄からの手紙が、人生を狂わせる

兄からの手紙が、人生を狂わせる

こんにちは😌 大学1年生のこうのさきです。

最近、「差別」について考えさせられる小説を読みました。重く、でもどこか感動もする作品です。

それでは始めます。

東野圭吾 / 手紙

この物語は、兄である剛志が事件を起こす場面から始まります。父も母も失い、お金もない。だが弟である直貴を大学に行かせてやりたい。そんな思いから、強盗を行うのです。

もちろん剛志に、殺人を起こすつもりはありませんでし

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嫌いだった沖縄が、奇跡を生む

嫌いだった沖縄が、奇跡を生む

こんにちは。こうのさきです。

今回は沖縄を舞台にした小説を紹介しようと思います。家族との思い出の場所を巡り、そして過去も巡っていく、不思議で素敵な作品です🌺

それでは始めます。

アンマーとぼくら / 有川ひろ

これは母と出かけるために里帰りしたリョウのお話です。その母とは実は血が繋がっておらず、実の母の死後、父が再婚した相手だったのです。

リョウが小学4年生の頃、彼は実の母を亡くしまし

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これは音楽物語でありミステリーです

これは音楽物語でありミステリーです

こんにちは。こうのさきです🌱

ただいま私はラフマニノフの名曲メドレーを聴きながらこの記事を書いています。というのも、今回紹介する本にはラフマニノフが大きく関わっているからです。

それでは今日も本の紹介を始めていきます。

おやすみラフマニノフ / 中山七里

ここは多くのメロディが行き交う音学校。学長は国内屈指のピアニスト。そこである日突然時価2億円のチェロ、ストラディバリウスが姿を消しまし

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もし自分の人生に値段がつくとしたら、あなたは寿命を売りますか?

もし自分の人生に値段がつくとしたら、あなたは寿命を売りますか?

こんにちは🌞 こうのさきです。

突然ですがこんなことを考えたことはありませんか?

「人間の命」は、実際の金額にすると、いくらくらいのものだと思っていますか?

サラリーマンの平均的な生涯賃金は2〜3億円ほどだとすると、普通の人の価値はそれくらいでしょうか? それともこのような答えにたどり着くかもしれません。

人の命に値段なんてつけられない。

私も正直そう考えました。しかしこの小説では違い

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私がクリスマスに読んだ本

私がクリスマスに読んだ本

今日はクリスマスですね🎄 皆さんどのように過ごしましたか?

大学生になって初めてのクリスマス。私は1人でステーキを焼き、クッキーを食べ、小説を読んで過ごしました(笑)

かなり充実した1日だったのでは、と我ながら思っています。

ではそんなクリスマス気分を盛り上げてくれた本を紹介します。

X'mas Stories 〜一年でいちばん奇跡が起こる日〜

朝井リョウ、恩田陸、あさのあつこ、白河三

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2020年の私的ベストブックス!

2020年の私的ベストブックス!

こんばんは🌔 こうのさきです。

今日で2020年も終わり。そんな最後の日に、今年読んだ本を数えてみるとなんと124冊でした!コロナ渦ということもあり、読書を楽しんだ1年だったなぁと思います。

そこで今日は様々な部門での1位の本たちを紹介していきます。

2021年の読書の参考になると嬉しいです。それではスタート!

読書家になるきっかけになった本アウトプット大全 / 樺沢紫苑

これは私の人

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