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【TGF2022】ティラノゲームフェス2022フィナーレによせて

おはこんにちばんは! 富井サカナです。
ティラノゲームフェス2022のフィナーレから1週間が経ちました。
改めまして皆様お疲れさまでした。そしてありがとうございました。
他の方の考え方やご意見を見聞きするのが非常に好きなので、
閉幕直後から様々な記事が上がっていてご褒美タイムを満喫してました。
(後ろの方で見つけたもののリンク先をまとめました)

今回のフェス参加作はこちら!

さて、今回のフェス参加作は
『市立タイマン学園 ~LEGEND OF DELINQUENTS~』です!!

プレイ時間5~10時間ほど?のマルチEDノンフィールドRPGです!
なお、短縮モードを使えばストーリーイベントだけを楽しめます!
制作期間は9カ月くらい。構想含めて1年弱となります。
制作終盤では多大な労力を掛けて作り込んだ自信の逸品です!


👆プレイはこちらから!


公式の部門賞を頂きました!

前回はお休みしていた公式の表彰が今年は行われ、
「技術・アイデア部門 優秀賞」を頂きました!!

今回は嬉しい表彰状をもらえます!

作り終えた手応えとして正直何かもらえるだろうとは思っておりました。
とはいえ本作がぴったりくるような部門賞もないし、うーん・・・?とも。

とはいえ、まさかのこの部門での受賞にビックリです。
部門賞を頂けるとしたら審査員特別賞だと勝手に思っていました。
評価して頂いたのが「技術」なのか「アイデア」なのかは謎ですが、自分の好き勝手な「アイデア」を質は低いが量の「技術」で実装できたとは思うので、そういう意味で勝手に納得しました!


スポンサー賞を頂きました!

部門賞よりも嬉しいスポンサー賞
「ワクワクが止まらないで賞」を頂きました!!

嬉しいので全文載っけちゃう!


ノベルゲームのフェスにRPGを作って参加していることも含め、正直言ってスポンサー賞はちょっと頂けないだろうなぁ、と思っていたためメチャクチャ嬉しかったです。私も惚れ込んでいるグラフィックやBGMにも言及頂いたり、コメントに「ときめき」という単語が入っていたり、うれし~。

授賞者のソルトさんはノベルゲームに限らず様々なジャンルのゲームを積極的にプレイ・レビューされています。フリゲ好き・noteユーザーという共通点もあって普段から交流はあるのですが、ゲームをこよなく愛する方なので、肥えた目で純粋にゲームの魅力で選んで下さったと信じられるのも嬉しいです。(制作者・実況者などどなたに選んで頂いても嬉しいですが)

ちなみにソルトさんのnoteサイトは以下となります。
全く感想などを発信できていませんが、特にウディコン関連作はプレイの参考にさせて頂いてます!


公式の表彰に対する所感など

前回は一回お休みだった公式表彰ですが、今回復活しました!
個人的には自身の受賞有無は一切関係なくあった方が良いと思っているため再開は非常に嬉しいところでした。

前回からの大きな変更としては以下となります。
①長編・短編ともに(準)グランプリあり
 ⇒グランプリは1→2、準グランプリは3→6に増加
②部門賞の部門が微増
 ⇒部門賞は10部門+審査員特別賞→11部門+審査員特別賞
部門あたりの授賞数が増えた
 ⇒部門賞は3作+特別賞は6作→部門賞は3~5作+特別賞は21作
佳作の授賞数が大幅に減った
 
⇒佳作は115作→95作
上記の結果、授賞数はやや増えた(計155→167)
 ⇒グランプリ1+準グランプリ3+部門賞(含む特別賞)36+佳作115
 →グランプリ2+準グランプリ6+部門賞(含む特別賞)59+佳作95

フェスの後は毎回参加者からのアンケートを募り意見を広く取り入れつつ、参加作品やプレイヤー側の傾向などもの意見を取り入れて毎回色々考えながら修正を加えられているなぁというのが率直な感想です。以下、つらつら変更点などについての感想です。


①長編・短編ともに(準)グランプリあり
 長編と短編に分けたことも、ラインを1時間以内か1時間以上かに引いたこともいずれも素晴らしい判断だと思いました。過去の受賞作を見る限り、グランプリや準グランプリは長編が有利だという印象があります。個人的な趣向からすればそれで良いのですが、プレイヤーからは短編作の方がより求められているように感じます。そのため、優れた短編作にも必ず光が当たるという意味でも長編と短編のどちらにもグランプリが用意されたのは良いことだと思いました。(ちなみに今回の短編部門のグランプリ~準グランプリの並びはほぼ予想通りでした!)

②部門賞の部門が微増
 前回の部門賞は短編・長編ゲーム賞なども含めた数ですので、部門賞の部門はかなり増えたように感じました。なお、どんな部門があるかは前回同様に事前に公開されておりませんでしたが、グランプリの審査基準を明示しないことと同様になるべく受賞を目的化させないという意味でも、参加作の傾向や内容を加味して部門設定ができるようにしているという意味でも、個人的にはこの点は非常に納得できました。(授賞作を自分基準で適正に決めようとすれば言わんとすることが分かるはず)

部門あたりの授賞数が増えた
 部門賞の受賞作数を前回の3作固定から、3~5作と幅を持たせた点は素晴らしいと思いました。自分の中でスパッと3作決まるような部門とそうはならない部門が必ず発生するためです。但し、部門賞の数が増えて受賞数も一部5作となっている一方で審査員特別賞も大幅に増えたのは、個人的にはちょっと授賞作が増えすぎたかな、と感じました。とはいえ、過去のように準グランプリが10数作というのとは異なり、特に増えたのが審査員特別賞なのでそれほど気にはなりませんでした。

佳作の授賞数が大幅に減った
 
佳作の授賞数は大幅に減りましたが、部門賞までの受賞数が増えたので減っているのは順当だと思いました。但し、プレイ時間で割っても作業量が少なそうな短編作と多大なエネルギーを注いだ長編作の扱いが等しいようにも感じられました。制作時にかなり労力を注ぐタイプかつ、プレイヤーとしても長編作の方を好むのでその点は少し残念に思いました。殺生な!と。
一方、多忙な運営さんが全ゲームフルコンプまでプレイするのは現実的に不可能なはずです。ただでさえプレイされにくい長編作については、特に導入から序盤で魅力を分かりやすく提示する必要があるということなのかもしれません。

上記の結果、授賞数はやや増えた(計155→167)
授賞作が100作以上と言われると単純に多すぎ!と感じますが、フェスの参加作は全部で540作品ですので、授賞作は3作に1作以下です。大量にゲームをプレイすればお分かりの通り、どのゲームにも魅力があるので数としては妥当なように思います。

授賞数を増やせばモチベーションが上がる作者さんが増える一方、受賞しなかった場合にモチベーションが下がってしまう作者さんが多いのが佳作。なくすと受賞対象者が減りますし、どれだけ増やしたところで逆に受賞しなかった場合のショックが増すのでバランスが難しいところですね。いっそなくして受賞作は全体の1割くらい!レアです!ってなった方が良いのでしょうか。でもフェスそのものの根本思想もあるのでそれもどうなんでしょう。


ちなみに👆は結構頑張ったけど佳作を逃した自作『かみかくしの夜』
(佳作より嬉しいスポンサー賞を頂けたので大満足でした)


プレーヤーからすれば遊ぶゲームの指針にもなるので表彰はあった方が良いものと思いますが、制作者の場合は(敢えてフェスに参加しない方も複数いらっしゃいますし)受賞の有無に関係なく人の数だけ意見がありそうです。フェスに参加した制作者の皆さんには例年通りかなり赤裸々な本音を伝えられるアンケートが用意されていますので、もっとこうした方が!とか、ここはこのまま!などあれば直接運営さんにお伝えしましょう。
次回も表彰の有無・形式は変わりそうな気がしていますが果たして。


参加者が綴るフェスの思い出

こちら、フェスの参加者の皆さんのフェス振り返り感想となります。
私自身、他の方々の想いにとても興味があるのですが、一方でTLやネット検索をしてみても相当数を見逃しがちなので、見つけたものを共有します。

フェス向けにゲームを制作・公開しようか悩んでいる方は是非ご参考に!!
(ちょっと勘弁して、ということであればすぐ消しますのでご連絡下さい)


■note(公開順)


■Ci-en(順不同)


■作者ブログ(順不同)


参加への心持ちや公式表彰後の受け止め方など、『なるほど~』『うんうん』となりながら拝見させて頂きました!


おわりに

ということで今年のフェス絡みのツイートは4月中旬~末頃予定のおススメ作一気にご紹介記事をまとめて最後になる予定です。あとはまた次のお祭に参加できるよう、一生懸命制作に精を出すように致します。


以上、富井サカナでした。

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👇制作情報はこちらから!👇
次回はノベルゲームでフェスに参加する予定でっす)


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