TGF2022を終えて
ティラノゲームフェス2022 無事にフィナーレ！
まず初めにフェスに参加された製作者様
プレイして下さった方々
そして運営をして下さっているシケモクMK様
及び関係者様各位の皆々様
本当にお疲れ様でした
そして心からありがとうございました。
2年ほど前にティラノに出会い
公開停止、削除したものを含めると
恐らく8作品投稿させて頂きました
我ながらハイペースだったなぁと思いつつ
昔から大好きだったノベルゲームを自分の手で創ることが出来る感動はとても大きいものでした
去年、ティラノゲームフェスの存在を知った時には
もう応募期間は締め切られていて
今年こそは！と思っていたので念願が叶い
本当に良かったと思っています
そして今回、【蘭月の流星】がサウンドノベル部門優秀賞、スポンサー賞を頂く事が出来て心の底から震えました
錚々たる面子の中に私のような者がいてもいいのか
と言った気持ちを抱くと共に、やはり嬉しかったのが本音です
フェスにはとても魅力的なスチルやキャラクター
ティラノの性能を最大限生かした作品が沢山ありますが、私個人のフリーゲームとしての原点は
文章と音で魅せるサウンドノベルゲームだったので
サウンドノベルの優秀賞として表彰された事も
嬉しかった部分でもあります
今後の創作について
今回フェスで参加させて頂いた作品は私の中でも
かなり前向きな終わりと言いますか……
比較的万人受けしそうなチョイスで制作しました
なのでそういったジャンルのゲームを創る人なのかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが
元々はかなり暗く、救いのない物語が好きですし
ミステリーやホラーといったジャンルをやりたく
創作を始めました。
なんなら18禁エログロの作品が作りたいとすら思っています笑
勿論ノベコレでは公開できませんし、しませんが笑
なんやかんやその中にも
恋愛、感動の要素を盛り込みがちなので
結局そちらの方面も好きなのかもしれませんね
自分でも正直よく分かりません笑
ですが、やはり私は自分が書いていて楽しいと思える物語しか書けませんし、今後何らかの作品が評価されたとしても
その期待に沿うような活動は出来ないと思います
なので、雑多な作風にはなるかもしれませんが
前述の通り、どれがひとつでも誰かの心に残る
作品を残す事が出来たならゲーム作りを始めた意味があったと思えます
私自身について
自分語りで申し訳ないのですが
私自身の人生のポリシーと言いますか
指標のようなものなのですが
「誰かの人生の1番じゃない人になりたい」
という思いを常に抱いています
どういう事か例を挙げて説明させて頂くと
幼い頃に近所の人に良くして頂いた経験はございませんか？
私は幼少期、団地に住んでいたのですが
近くの公園で恐らく10歳ほど歳の離れたお兄さんに遊んでもらった記憶があります
どこに住んでいた人、名前は思い出せません
顔もほとんど覚えてません
ですが、遊んでもらった。良くしてもらった
という記憶だけが今も残っています
そんな風に、ふとした瞬間でいいので
ああ、あんな人もいたな
と思い出して貰えるような人になりたいのです
昔、バンド活動をしていたのも
人の人生に携わる仕事をしているのも
ノベルゲームを創作しているのも
この先、何年、何十年と続いていく未来のどこかで
そういえば……と私の事を思い出してもらえる
そんな人間になりたいと思っているから
なのかもしれません
最後に
最近では、実況やレビュー、もちろんノベコレでの
コメントやFA。様々な形で作品の感想を頂く機会が少しだけ増えてきて嬉しく思います
例えゲームが完成しても
プレイして下さる方がいなくては成り立ちません
プレイして頂けるだけでも嬉しいのに
その上でわざわざ貴重な時間を割いてまでコメントやレビューを書いてくださったり、実況で物語を素敵に彩って頂き、ありがとうございます
一つひとつ大切に残させて頂いていますし
制作を続けられる原動力になっています
何よりこの先、創作を辞めたとしても
私の人生の宝物になると思います
あなたの優しさがあるからこそ私は今も続けられています
いつまで続けられるかは分かりませんが
楽しいが続く限りずっと新しい物語を作っていきたいと思っています
これを読んでくださっているあなたに
私の好きが1つでも届けば嬉しいです
改めてありがとうございました
そしてこのような場と機会を与えて下さった
皆々様に深く感謝申し上げます
鏡 みら
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