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おきにいり

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2023年4月の記事一覧

GPT-4に感動して社内業務を人工知能に置き換えようとしている取引先への報告にGPT-4を使って15分で終えた話

GPT-4に感動して社内業務を人工知能に置き換えようとしている取引先への報告にGPT-4を使って15分で終えた話

 人工知能はものすごく進化しているけどジェネレーティブAIって割と嘘を書いてくるよなあって話は文春で書きました。ジェネリックひろゆきというニュアンスのことを書いたのですが、西村博之のほうが酷いという反響が寄せられたのは印象的でした。そんなもんですかね。

 で、コロナ明けというのもあって最近は対面での打ち合わせも増えているところ、足を向けた取引先の社長がGPT-4を試しているとかでやけに感動して「

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AI時代にも「勘と経験と気合」が大事だという話

AI時代にも「勘と経験と気合」が大事だという話

白状しよう。僕はファッションAIの事業にずっと取り組んできたが、AIが果たせる役割は極めて限定的だと思っている。

取引先の話を聞いていると、うまくいっているブランドの多くがブランドディレクターやMDの属人的な経験と勘と気合に頼っている様子が見えてくる。

この状況が揶揄されることが多いが、僕はネガティブなニュアンスで言っているのではない。

個人が責任を持って徹底的に考え、考えに考えて、「今年は

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SNSを見ているときの自分の気持ち

SNSを見ているときの自分の気持ち

ネットの私と生身の私をめぐる関係前の記事で、noteのアカウントを何度も作り直すことについて書いたんだけど、noteに限らず「ネット上の私」や「ネットを使う私」を現実の生身の自私の中がどうやって対処していくかについては、日々試行錯誤している。私はネットが好きだから上手に付き合っていきたいと思っているから。

SNSを見ている時の自分の気持ちを観察してみるとりわけSNSとの関わり合い方は身近な話題だ

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エンジニア兼SF作家がGPT-4執筆支援を実戦投入できないか実験してわかったこと

エンジニア兼SF作家がGPT-4執筆支援を実戦投入できないか実験してわかったこと

絶賛から全否定、果ては人類滅亡論まで、色んな人がさまざまな評価をGPT4に下している。しかし、物書き目線とエンジニア目線が両方入っている評価はあまりない。非エンジニアの評価には「そのプロンプトやその使い方じゃGPTの良さは出ないだろ」とツッコミたくなる時がある。逆にエンジニアの評価は、なまじ今までの自然言語処理を知っているからか、GPTが凄く見えてしまってアウトプットの冷静な評価ができていないとこ

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