「日日是好日」

2022年8月某日

「日日是好日」
監督：大森立嗣

アマプラで観て、
原作を読んで、
またアマプラで観て、
遂にスクリーンで観ることができた♩
あざっす☺️

もう内容知ってるから余裕で、
掛け軸とかを一生懸命見て、
お菓子とか音とかも堪能しよう、
と思ったのだけど、
ストーリー自体にも今までより入り込んでしまい、
3回目にして1番涙してしまいました。

コロナ禍にこれを観て、
お茶かぁ、やってみたいなぁと思って、
そういえば実家に、母が揃えた初心者用程度のものがあるなぁ
(母もやりたかったけど初心者のまま終わったらしいw)

と、お茶グッズを実家で漁る間もなく介護に明け暮れ、
その後母の着物を箪笥ごととりあえず引き取ったものの
まだ着てお出掛け出来てないイマココ。
もったいない…🌧

今度こそコロナ落ち着いたらはじめたい、
と思うのだけどナカナカ落ち着きませんね😇

茶道のひとつひとつの所作も、
先生(樹木希林)のお宅も、先生の和服も、
めぐる季節の光や音の描写も、
何もかもよい。

あと、酷い余談ですけど、
和服の女性達が輪になって囲み、
お茶を点てる方の所作を一身に見守る集中した姿に、
つい先日U-NEXTでみたばっかりのPTAの #ブギーナイツ の、
輪になって見守るシーンを思い出して一人でグフって言ってたのはここだけの話…🫣…私のひどい飛躍(笑)
だってすごい熱心に「見る」行為、
なにか、五感を楽しませる、
人間の根源的なものなのかな…と(もういいてw)

話を戻そう。

そして、
パンフレットを入手できて嬉しい🍵✨
お菓子のお店も載ってるし、
掛け軸の説明も載ってる♡
じっくり読もう♩

黒木華、やっぱりいいなぁ、
和服も似合うし、少し昔のファッションも良いし、
高齢の樹木希林と対比するような、
ムチっとした若さの熱量の様なものを発してて。

その子がお茶を感じてゆく時間の流れが静かでよい。

主人公の数十年、
色々なライフイベントが襲ってくるなか、
週一続けるお茶の時間から、定点観測の様に。

変わらぬ景色と変わる景色。

樹木希林もかなり晩年の撮影だったのだろうに、
しかも万引き家族とか他にも撮っててヘトヘトだったのでは！
と心配した時期かと想像するのに、
なんというか、迫力というか、なんというか、
私なんかに語れないわ😵
なんかもうお釈迦さまみたい。
柔らかな着物の着方と正座した佇まい。
晩年の母も、帯が胴体を支えるから、
洋服より着物は体が楽だと言っていたのを思い出す。
過酷そうだった万引き家族より撮影マシだったかしら🤭

ところでこの黒木華を観た後に、
ドラマの #凪のお暇 を観たのだけど、
あれもめっちゃ良かったなぁ！

多部未華子も好き。
なぎささんで共演した大森南朋さんの、
立嗣さんはご兄弟だったって、私つい最近まで知らなかった！
いつも脳内で唐十郎の息子、って間違えちゃってごめんなさいw
麿赤兒ですよね！
私の中でバグったまま修正できない😱

また映画館でやったらまた観たい😊
心が洗われる作品でした。

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