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#145日目 体重より体型のダイエット

こんにちは。ロンドンではじめての移住生活を送っているsacaikumiです。最近は英語の授業時間が増えたので頭の中がパンクしそうになりながら過ごしていますが、元気です。

今日は1ヶ月半前のダイエットの報告、7月からのイギリスはどうなるのか考察、私の8月以降の生活について(有料)の三分構成で記事をまとめたいと思います。

ダイエット、その後

1ヶ月半前の記事で、ダイエットを再開する旨を声高らかに宣言しました。自分のために。

あれから今もダイエットは続けています。

と、言いますのも、色んな条件が重なってか、去年のように「3週間で3キロ落として、はい、おしまい!」と上手いこといかなかったんです。つまるところ、3週間でまったく体重が変わらなかった…。

身体って本当に不思議ですね。去年成功した方法とまったく同じやり方でダイエット失敗することもあるみたいです。3週間、地味な焦りと苦い気持ちに包まれていました。

思い当たる原因はふたつ。

ひとつは、前回東京でやったときは朝以外は外食(コンビニ含む)メインでやっていたのでカロリー計算が容易に出来たのが、自炊に変わったことで摂取カロリーを抑えられていなかった可能性があること。
もうひとつは、私自身が元々備えている体力基盤の差があった可能性があること。

ひとつずつの詳細と、それを通して変えてみた行動について綴ります。

まず自炊って、一生懸命作ったから全部ゼロカロリーに感じちゃうんですよね(←駄目人間の発言)食品添加物を摂取する機会を大幅に減らせる・欲しい栄養価を狙って取れるので、運用さえ出来れば良いことばかりなのですが、自炊でダイエットする為にはこれまでの私の「食事」についての向き合いかたそのものからきちんと理解して、仕組みを組み立てなおさないとまずいなぁと思いました。

そこで2ヶ月弱掛けて組み立て直した私の自炊システムはこちら。

①自分のズボラな性格を自覚すること、そしてお腹が空いているときと空いていないときは殆ど別人格であることを認める(最重要)

②スーパーには空腹じゃない状態で行くこと、そして食材は作りたいメニュー基準ではなく、取りたい栄養基準で選ぶこと
→お菓子を買うリスクを減らせます

③家に帰ったらなるべくその日に調理まで済ませること。調理して、タッパーに移し替えるまでが「お買い物」。私は一人暮らしなので凝ったメニューは作らず、フライパンも都度洗いはせずにジャンジャン火を通していきます。

④すると、後日お腹が空いて理性を失っている私が自動的にそこそこ栄養価のあるご飯を手に取ってくれます。

⑤どうしても好きなものは諦めず、そのカテゴリーの中でいちばんヘルシーな選択肢を取る。
→私の場合はチョコレート。カカオ70%以上のものしか買わないようにしています。

⑥美味しくて大好き、しかもヘルシーなものと出会う
→2ヶ月色々試した中で、アサイーボウル、アボカドとキノコのめんつゆ炒め、キノコのマリネなど、ヘルシーで、簡単に作れるお気に入りメニューを少しずつ増やしています。身体に良い食生活は美味しいものを妥協するわけではない!ということを脳に刷り込んでいます。

今のところはこんな具合です。始めの3週間、体重こそ変わらなかったけど、習慣作りは始めの負担がいちばん大きい中で、丁寧に栄養管理士さんにアドバイスを貰いながら私のやり方を探れたのは良い時間でした。そのおかげで今も続けていられるというのが財産!(でも、すこーしルールは緩めました。笑)

取るべき栄養を取るために食事するという考え方に少しずつ変えていくことで、体型に納得いっていないのに食べる、ということの罪悪感は無くなりました。私は体型に関してよく注意される家庭で育ったせいもあって、少し太ると食べてるだけで罪深い…と自分を必要以上に責めてしまうので、そういう考え方から解放されたかな。

美味しいは楽しまないとね!

もうひとつ上げた、去年と今年の体力基盤の差について。

ロンドンに来てすぐこちらのジムに登録して運動は絶対に辞めないようにしてきたのですが、コロナが流行した春先、感情が目まぐるしくハイになったりローになったりを繰り返していた私には継続して運動し続ける気持ちの余裕がなかったので、ほとんど辞めてしまったんです。その上日常生活の移動も無くなったので、身体は2ヶ月掛けて「動かないこと」に適応してしまったのだと思います。運動習慣をリスタートした頃、びっくりするほど体力が無くなっていました。

それで、今までずっとずっとずっと、いつかできるようになりたいと思いながら後回しにし続けてきた宅トレに取り組み始めました。

月に何万円もジムにお金を払ってようやく筋トレするモチベーションが保てると信じてやまなかった私にとって、とても大きな変化です…が、こうして1.5ヶ月続けた今、少しずつ良い変化を感じ始めています。

始めは1日おきに、慣れてきてからは毎日、そして少しずつ時間を伸ばして、今は90分の有酸素・無酸素運動の組み合わせを自宅で行っています。今はYouTubeで無料でいくらでもエクササイズの動画が見つかるので、本当に助かる!

ここでも私は自分のズボラな性格から逆算していくつかルールを作りました。

① 「無酸素運動を有酸素運動の前に行うと脂肪の燃焼効果が上がる」けれど、運動のスタートが無酸素運動だと心理的ハードルが上がるので、まずは15分の軽いダンスから始める

② 無酸素運動はだいたい30分、お腹・お尻・脚周りを中心に筋肉を使っていく。気持ちの揺らぎ・身体の状態に合わせて強度を柔軟に変えてOK。
→パーソナルジムに通ったことで、自分を追い込んでも良い負荷の肌感覚を持てたことはとても役立っています

③ そのあとは2週間で10kg痩せるダンスシリーズを45分踊り続ける。楽しいと感じる日も、集中して淡々と身体を動かす日も、頭の中がひっちゃかめっちゃかですぐにでも辞めたい気持ちを我慢しながら動く日も、様々です。

だいたいこの90分のフォーマットで、500kcal強を消費出来ます。自分の努力値が数値化された方がモチベーションの管理がしやすいので、Apple Watchの消費カロリーを眺めるのが私の地味な楽しみです。

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この1ヶ月の消費カロリー

体重こそ変わらないのですが、身体のラインは変わってきています。

この生活を始めてから宅トレで体型管理を行っている方々のインスタグラムやブログを見て回っているのですが、運動で身体が変わったな〜!と実感するためには少なくとも4ヶ月続けること、その頃には毎日運動しないと違和感が湧くくらいに心も身体も変化していると書かれていました。その方も、体重の変化は無しで体型のみ美しく生まれ変わっていらしたので、私もまずは半年、10月までこの生活を続けるつもりです。

今まで、特に理由もなく「この体重でいられればまぁいいかな」っていうマイルールにしがみつきながらも、お腹周りや下半身など体質的に脂肪が付きやすい身体のラインは妥協している節があったので、本当に大事なところに目が届くようになりました。長年の「いつかやろう」に手が付けられたことも嬉しい。

モチベーション管理の一環として、60分の運動をパーソナルトレーニングでやったら6000円というところから逆算して、毎月18万円の貯金が出来てると考えるようにするとさらに頑張れます。私だけかもしれないけど。

今の生活を通して改めて「○○だけダイエット」って身体と心に無理があるなぁと実感しましています。バナナだけとか、1ヶ月だけとか、ランニングだけとか、色々な不確かに情報が出回っているけど。○○だけ、というワードと本当の意味での健康を結びつけるのって、キャッチーなことくらいしかメリット無いように思います。

色々な角度からヘルシーなものを手軽に手に取れるお店として、私はここがおすすめ。今もし東京にいたら自炊を減らしてここでスープやお粥を買って助けてもらっていたと思う、そんなお店です。

7月以降のイギリスはどうなるのか

さて、話は変わってイギリスの最新情報をまとめます。私が書かなくても最新情報をまとめてる方がインターネットの海には山ほど居るのでほとんど自分のために書き留めていますが、誰かにへえ〜と思ってもらえたら幸いです。

先日ボリス首相がロックダウン規制をさらに緩和する意向を発表しました。

まず、7月4日以降に開くものたち…

レストラン、パブ、カフェ、美術館、図書館、テーマパーク、映画館、ホテルやキャンプ場、コンサート会場、教会、美容室

まだ再開NGな場所

ジムやエクササイズ教室などの密室で息多めのアクティビティ、生でのライブ演奏/演技、室内遊具場(ボーリング、アイススケートなど)、エステ、カジノ、クラブ、教会での歌唱

こんな感じです。
ざっと読んだだけですが、クラスター対策でレストランには個人情報残したり、というのもあるみたいです。

また、ソーシャルディスタンスの規定が2mから1mに変更されました。

家族や友達にも制限付きで会っていいというルールも変更です。もしパブなど外で会うときは最大5人までで2世帯以上でも良いが、自宅で会うときは最大2世帯ルールは残るんだそう。そしてソーシャルディスタンスは保とうね、という条件もついています。

8月からは本格的な職場復帰も見込んでいるそうです。

今回はロックダウン始まって以来いちばん大きな変更になるなぁと感じました。特にソーシャルディスタンスの距離規定が変わるのが心配。たしかにレストランの中で2m離れたら会話にならないんだけどね。

今もスーパーの中、細い道ですれ違うとき、どうしても他人と1m圏内に入ってしまうことはゼロではありません。だけど、スーパーの職員さんが、室内のお客様が2mを出来る限り保ち続けられるように入場制限をしてくれています。ソーシャルディスタンスのルールが変わるとそういった密を避けるためのルールも同様に緩くなっていくし、人々の危機意識も緩くなっていくと思うので不安です。

状況が少しずつ良くなってきているとはいえ、未だ1000人前後の新規感染者数が出ている国で、ここまで元の生活に戻して良いのか疑問。とにかく今年からはメディアがこう言ってるから鵜呑みにしよう、じゃなくて、自分の頭で考えて最も安心に暮らせる選択肢を取ることを優先していこうと思っているので、すぐに美術館や映画館に行ってみるかは分かりません。7月4日を過ぎて、様子を見て決めたいと思います。

でも、今より多くのカフェが再開されたら、テイクアウトでお気に入りの店のコーヒーを買って飲みたいな。私が何ヶ月も夢見てた味をまた飲めるということは素直に嬉しいです。従業員さんたちの健康が脅かされませんように..。

8月以降の暮らしについて

最近少しずつ、8月以降どうするの?という連絡を貰うようになって(気にかけてくれてありがとう)、まだ私としても色々と悩んでいるところなのですが、今考えていることを有料で書き留めておこうと思います。

有料にする理由はお金儲けではなくパーソナルな内容なので垂れ流しにしたくないという意図がありますので、ご了承下さい。

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