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建設業界の革新「夢と希望にあふれた職業に」:エステック株式会社 吉岡社長インタビュー

エステック株式会社の社長は、もともと高校生の夏休みのバイトから舗装業界に飛び込み、現在は会社のリーダーとして活躍されています。
今回のインタビューでは、社長のこれまでの経歴や会社を引き継いだ経緯、経営における喜びと苦労、大切にしている社員とのコミュニケーションなどを伺いましたので、ぜひ最後までご覧ください!

アルバイトから舗装業界へ!事故を乗り越え仕事に没頭

ーこれまでのご経歴について教えてください。

高校生の時、夏休みのバイトから舗装業界に飛び込みました。
忘れもしない3年生の12月12日、バイクでの走行中に交通事故に遭い、大怪我を負いました(頚椎・大腿骨骨折・両肺に穴)。
その影響で就活もままならず、5月に1人で卒業式に出席しました。
そのまま舗装業界に進むことを決め、以来ずっと舗装工事に携わっています。

就職後は意外と真面目で(笑)。
資格取得は頑張って、沢山取りました!
1級土木、1級舗装、舗装診断士その他細かい資格も多数取得しています。

ー舗装診断士とはなんですか?

資格ができて5年の新しい資格で、持っている人は少ないですよ。
合格率は20%しかなく、私は2回目で合格しました!
取ったのはいいのですが…実際のところ使い道はあまりありません(笑)。
試験の問題は、非常に難しかったんですよ。

建設業界を変えたい。会社を設立した目的とは

ーこの業界に魅力を持ったきっかけは?

シンプルにやりがいを感じたからです。
仕事が楽しかったし、大きな道路ができるのがとても面白かったんです。
出来立ての道路に足を踏み入れる経験はなかなかできないものですし、舗装工事に関わった人しか味わえない、特別な感覚です。
あとは、重機を扱うことが好きだったことも魅力を感じた理由の一つですね。

ーなぜ、会社を立ち上げよう(引き継ごう)と思われたのか

当時勤めていた会社や関係会社には、元受刑者、ギャンブラー、酒好きばかりがいました。
会話の内容は酒、パチンコ、キャバクラ、会社や同僚の文句ばかり…。
原因は舗装業界や建設業界に勤める人たちの社会的地位が低いことだと、私は思っています。

3K(きつい、汚い、危険)で低賃金、長時間労働が常態化しており、頑張っているのに大事にされない、評価されない…
この現状を自分が変えて、社会的地位を上げ、夢や希望を持てる職業にしたいと思ったのです。

仕事を通して伝えたい想いとは:関わりの中で変わる価値観

ー御社に入社される方はどんな方でしょうか?

今まで舗装業界で長く続けてきた人が多いですが、その中で、私の考えや想いを伝えていると、考えが変わってきている社員もいます。

ー社長とお話しする時間を積極的にとっているのでしょうか?

わざわざ時間をとっているわけではありませんが、仕事で意思決定する際に、従業員によく問いかけをします。

「自分の利益ではなく、社会の利益になる方向は?」

このような問いかけをすることで、自己本位な考え方ではなく、社会の幸せを考えるような人に変わっていっていると感じています。

ーその中で印象的な従業員の方はいますか?

私の影響で変わった方がいるというよりは、社員からの指摘で自分の考えが変わることもよくあります。
先日、新しく入ってきた従業員が「社長、こうやったらいいんじゃないですか?」と言ってくれて、気付かされることがありました。
違う環境で働いていたからこそ、当社のやり方に疑問を持ったり、もっと効率的な方法に気付いたりするんです。
だから、新しく入社される方にも、遠慮なく意見を言ってほしいし、私もどんどん新しい方法を取り入れたいと思っています!

吉岡社長の舗装業界での苦労とやりがい、そして会社をより良い場所に変えたいという強い意志が感じられるインタビューとなりました。
エステック株式会社の今後の発展が楽しみですね!

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