オリジナルな技法「多層ガラス絵」を作りました。ガラスの裏側から絵を描いて重ねて一つの作品にします。一点ものです。派生作品「リバースドローイング」は薄い1枚のアクリル板の裏側から描…
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#多層ガラス絵
多層ガラス絵の不動明王完成。
奥の層には縄文の火焔紋様を配しました。
火をまなざす太古の人々は、そこに何を見ていたのだろうか。生かされている自分たちの命と、その糧として燃えゆく命。その相互の繋がりが熱の中溶け合い、分かち難く結びついている不思議ではなかったろうか。
厳しく煩悩を断ちながら、その行いが即ち人々を悟りに導くという不動尊。その容赦のない苛烈さは、多くの仏像の中でも一際目立つものですが、それでも民衆に「お不動さま
龍にまつわる自作の変遷
龍というテーマに興味を持ち、向き合うきっかけをもらったリクエスト作品をご紹介。その制作にまつわる記事。
先日、この龍の持ち主のコレクターの方が、この作品も含むコレクション展を成功させた事を知りました。
私の作品が多くの作品と触れるきっかけの一つを担っていたならとても嬉しい事です。制作の励みになりました。
その後、再度描きたい気持ちが起こった為、自分なりに対作品を制作しました。
この作品
「反照」(reflection) /個展「かくれざと」出品作#5
「山際」(yamagiwa)の記事でも触れましたが、これも飯豊での経験から。この作品では呼応し合う裏側の反射を際立たせるため、金箔ではなく、錫箔を使用しています。
本作は個人蔵となりました。ありがとうございます。
会場の大きな玄兎たち
阪神で個展と銘打って開催するのは3回目ですが、これまでは他の作家と会場を分けてのダブル個展だったので、実はフル個展開催は今回初です。というわけで会場にも少し拘ってみました。
今日は表題作のご紹介。涼しげな作品。
「玄兎夜行」
(Night Lines)
多層ガラス絵(3層)
100×150mm
¥121,000
25日(火)の午後5時まで。