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解釈の幅が対話を生む、セゾンテクノロジーのカルチャーづくり

どの企業にも、独自の略語や言い回しがあるかと思います。入社したばかりのときは少し違和感があったのに、いつの間にか公私問わず無意識に使っている自分に気がついた経験のある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

セゾンテクノロジー社内で最も使われる言葉の代表格、それが「MOV(読み方:モブ)」です。響きだけ聞くと、モブキャラやフラッシュモブなど少し脇役感があるかもしれませんが、セゾンテクノロジーのMOVは、当社カルチャー醸成における若手エース級の存在です。

組織文化研究で知られるエドガー・H.シャイン氏は、その組織にとって「当たり前」「無意識」に行動や判断に影響をあたえるような要因を「共通の基本的仮定(shared basic assumptions)」と呼び、組織における文化の本質であると指摘しています。

2024年4月にセゾン情報システムズから社名変更したばかりのセゾンテクノロジー。さらなる飛躍に向け、MOVを通じて、社名だけではなく、組織文化を新しくしようとする私たちの取り組みを担当部門からご紹介します。


MOVって何?

私たちは、「世界中のデータをつなぎ、誰もがデータを活用できる社会を作る」をミッションに掲げています。これには、半世紀以上にわたる企業向けシステム開発・運用で培ってきた高い信頼性とデータ連携という強みを軸に、もっと良い社会を設計・実装していきたいという思いを込めています。

さらに、その実現に向けて皆で共通して大切にする価値観として「Customer Centric:現場に立ち、お客様のためを考え抜く」「Proactive:自ら考え自ら行動する」「Respect:互いを尊重し会話をする」の3つを掲げています。

これらミッション(Mission)と共有する価値観(Our Values)の頭文字を取ってMOVと呼んでいます。

MOVをまとめたMOV図も作りました!

MOVは言葉だけじゃない
「要は言葉でしょう? 普通じゃない?」と、そっとページを閉じそうになった方もいらっしゃるかもしれませんが、私たちがこだわっているのは言葉はシンプルにわかりやすく、そこから先の解釈・実践には幅を持たせることです。

具体的には、次回以降の記事で詳しく紹介していければと思いますが、文言をお題目のように覚えたり唱えたりするのではなく、ひとりひとりが自分なりに感じて、必要であれば他者との対話を通じて実践を積み重ねていけるよう、アプローチを工夫しています。

MOVで言うところの「Proactive:自ら考え自ら行動する」「Respect:互いを尊重し会話をする」にも通じる部分かもしれません。また、社員を信じて、敢えてはっきりとした指示を避けてきた社長の姿勢も反映されています。

そういうわけで、MOVとの直接的な関連性がわかりづらい企画も多いのですが(笑)、文面をそのまま受け取るのではなく、背景や行間を想像しながら自分なりに解釈し実践するためのツールとして、誰かと対話するときの合言葉として、MOVを使ってもらえるといいなと担当部門としては考えています。

少し遠回りかもしれませんが、それが「当たり前」「無意識」になったときに、私たちは個人としても、組織としてもまったく別の景色を見られるようになると思います。

具体例を順次公開!

今回は、私たちのカルチャー醸成に関する考え方と中心的な役割を果たすMOVについてご紹介しました。次回以降、私たちのMOV浸透活動、通称MOV活について、企業カルチャーの醸成や変革に取り組む皆さま向けに、ひとつずつなるべく具体的に紹介していきます!

セゾンテクノロジー公式note応援よろしくお願いします!

2024年5月に開設したこちらのnote。お気軽にスキやコメント、フォローをいただけると励みになります。

また、社名変更を記念して、私たちの目指す未来やこれまでの実績、カルチャーのわかる特設ページと会社案内も作成しました。こちらもご覧いただけると嬉しいです。

社名変更記念特設ページ

Greetings from Saison Technology (会社案内)

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