道なき森と僕らの物語(仮)
道なき道を進めば
葉っぱたちはまるで
僕たちをあざ笑うかのように
切り傷をつくっては
クスクスと笑っている
「まぬけな人間がまた来たぞ」と
言わんばかりに
この傷にだって慣れたはずなのに
進めど進めど
傷は深まるばかり
僕からは見えない赤い液体が
歩く道に滴っているみたいだ
-続-
あとがき
一人山へ向かって走っていると小さな住宅街に入り込みました
そのまま道を走っていると
どんどん山の中へ入り、気づけば
軽自動車のミラーが気にあたるほどの細い道を
大き目の石がまばらにあってガタガタと上下に揺らしながら
草木がバシバシと当たりながら
無事家にたどり着けました。
ちょっと現実世界から離れたような気がして
おもしろい体験でした
この体験から詩を考えています( *´艸`)
伝えたいテーマを明確にして美しい物語になるといいなぁ
儚く/美しく/繊細で/生きる/葛藤/幻想的で/勇敢な 詩や物語を作る糧となります