浮沈しながらも勢いづく。
■成長ハブ指数。
・最近のニュース、「2033年迄の急成長率都市、ホーチミン2位(高所得世帯増加)、ハノイ6位(個人資産増加と中間層拡大)」。
・英国系総合不動産サービス会社発表の本ランクは「レジリエント・シティ・インデックス(Resilient Cities Index)に付随する成長ハブ指数(The Growth Hubs Index)に基づいて評価」。「成長ハブ指数は2033年迄の230都市の経済的側面を予測し、最も急成長している都市を特定する役割を果たす」。
■ベトナム二大都市は急成長。
・ちなみに、本ランクTop15は以下の通りとなる、バンガロール首位、ホーチミン2位、デリー3位、深セン4位、ハイデラバード5位、ハノイ、広州7位、ムンバイ8位、マニラ9位、ヤド10位、コルカタ11位、蘇州12位、ダッカ13位、武漢14位、東莞15位。
・余談、私はランク入りするベトナム/ホーチミンとハノイに長年暮している経験から、この二大都市の成長の推移を見続けており、何年経っても変わらない景色があれば、急速に変化を遂げる街並にもめぐり会う。
■工業の北部、商業の南部。
・工業盛んな都市と言われるベトナムの首都/北部にあるハノイの繁華街は何年経っても変わらぬ景色が数多く残り、朝霧に浮かぶホアンキエム湖、夕陽に染まる旧市街は今も昔も変わらぬ表情で私を出迎える。
・一方、商業が活況を呈する南部のホーチミンでは流行り廃りのサイクルが早く好きだった飲食店や洋服屋等がいつの間にか閉店しそこへ新たなテナントが出入りを繰返す。
・ベトナムの人々が豊かになっていく事は大変に喜ばしい反面、急成長ゆえ上述のようにテナントが入替り昔の景色はもうそこにはなく、当然そこで働いていた人々も既にいない、他愛ない彼らとの会話がもう出来ない事を時に淋しく思う。しかし彼らは前進しているゆえ新しい場所へ活躍の場を広げた、そう思えば私も「淋しい」何て言っていられない、と自身を鼓舞している。