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メッキ加工グレー革靴のオジさん。

◾️ベトナム人、日本人、感覚の違い。
・ベトナムで暮らし働きはじた頃、そして今もベトナム人の感覚に慣れず戸惑う事が時々ある。
・例を挙げ出すとキリないが、私の経験から、またここに暮らす多くの日本人が感じるであろう事を幾つか書き留めた。
・また、以下はベトナム人全員に当てはまるエピソードではない。

◾️「Yes or No」その一言が欲しい。
・「コミュニケーション時に距離が近く相手の顔が至近距離にある」=「パーソナルスペースにガンガン入り込んでくる」≒「『パーソナルスペース』という概念がないのかもしれない」。
・「出来るのか出来ないのか、YesもしくはNoを知りたいがやたらと話が長い」。私は「きっとNo/出来ない理由を懸命に説明しているのだろう」と捉える。長い説明の後、結局どっちなのかと問うと「Yes」と答えるので、「最初の段階でそれが欲しかった」と思う事多々あり。
・「涼しく平気な顔で列に割込みしてくる」、大抵のベトナム人は割込みを注意しない、不満がる事もなく、この国でイライラするのはきっと外国人だけだろう。

◾️列の割込みなんて気にしない。
・割込みの話に関して以前こんな光景を見た。スーパーのレジ待ちの列である日本人の前に割込んだベトナム人がいた、するとその日本人は「ダメだよオジさんちゃんと後ろに並ばないと」と日本語でイライラしながら注意をした。当然オジさんはベトナム人なので何を言われているのかサッパリ分からない、ニコニコしながら注意する日本人を見ており、二人の温度差は大変な隔たりがあった。
・更に「これはコントなのか」と思わせる程オジさんの出立ちは、ロマンスグレーの長髪をオールバックにし、グレーのシャツ、グレーのスラックス、そしてメッキ加工されピカピカ光るグレーの革靴、この革靴が新品のサッカースパイクときた。そんな彼にニコニコされた日本人は挙動不審の如く一瞬目が泳いでいた。
・私たち日本人が並ぶ時には「一列を作る」、ベトナム人は「列に割込む」、中国人は「新たな列を勝手に増やす」と、様々な感覚の違いは見たことのない光景を作りだす。
・ベトナムで生まれ育てば割込みなんか大した事ではないのだろうか、しかし私は日本人、この国に長年住んでいても未だに割込まれるのは慣れずに戸惑うばかりなのだ。









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