さがみこファーム
※現在は定期的なイベントは自粛中で、毎週土曜日の予約制のオープンファームデイのみの実施となっています。コロナ禍のまん延状況を見ながら再開を判断します。
SBGのスタッフ4人が毎週書いたブログをまとめています。
SBGに関わるユニークな人を紹介!
スタッフが撮影した写真を紹介!
さがみこベリーガーデンでは農園スタディツアーと題して団体向けのツアーを提供します。自然豊かな環境の中でいろいろなことを感じて学んでもらえるツアーです。 シンプルなメニューのツアー ・ガイドと一緒に農園をめぐります。 ・農園を巡ったあとに意見交換をします。 ・夏の時期はブルーベリーの試食もできます。 ツアーの内容は盛りだくさん さがみこベリーガーデンはブルーベリー農園ですが、"ただの農園"ではありません。相模原市では初めての農業と太陽光発電を組み合わせて営農するソーラー
昨年4月、私はこのブログで “SDGs未来都市相模原とさがみこファーム” と題する一文を書きました。 今回、相模原市発行の小冊子「さがみはらSDGsまなべるマップ」 の1サイトとして私たちの農園が取り上げられることになったのを機に、SDGsについて再度考えてみたいと思います。(2023年3月11日 山川陽一) 早いもので、株式会社さがみこファームで「さがみこベリーガーデン」の事業化に取り組んで4年になろうとしています。 この間、特段SDGsを意識してやってきたきたわけで
こんにちは。さがみこファーム代表の山川勇一郎です。 さがみこファームのコンセプトのひとつに「多様な雇用の創出」というのがあります。 私たちは、ソーラーシェアリングのプロジェクトを通じて、よりよい社会づくりを目指しています。 では「よりよい社会とは何か?」とは何なのでしょうか? よりよい社会のイメージは人それぞれだと思いますが、私が考えるよりよい社会とは、障がいがあったり、何らかの理由でフルタイムで働くことができない人でも、自分なりに居場所を見つけて自分らしく働けること、輝け
先日さがみこファーム×フレックスさんの「眠れるからだのつくりかた~さがみこベリーガーデンのブルーベリーを使ったお酢づくり」ワークショップを開催しました。たくさんの方にお越しいただけて楽しい2日間でした。 お酢づくりの様子は後半に写真をアップしますので参照ください。 お酢づくり自体もみんなで四苦八苦しながら仕込みを行うのはよい体験で、参加者の満足度もとても高いようでした。 さて、そんな中今回はちょっとした発見がありました。 ここが今回の投稿のテーマです。 お酢イベントの前
元ゴールドマン・サックスの金利トレーダーだった田中学さんが著した「お金のむこうに人がいる」という本を読みました。 冒頭「経済の専門用語はごまかす時に使われる」とぶちかましています。そうなんですよね、経済用語はカタカナも多いし、自分の頭が悪いから分からないのかなと思ってしまうんですよね。でもこの本では「お金の向こうに人がいる」とのタイトル通り、お金の向こうにいる人を中心に据えて経済を捉え直しています。すると、経済の話が、「お金を増やすこと・仕事を増やすこと」から、「経済の目的が
近年、太陽光発電に対する悪評があとを絶ちません。 3.11、東京電力福島第一原子力発電所の事故を契機に、化石燃料や原子力発電に依存しない再生可能エネルギー産業の育成が叫ばれ、2012年から国により電力固定価格買取制度(FIT)が施工されました。 ひとくちに再エネといっても水力、地熱、風力、バイオマス、太陽光発電等いろいろありますが、中でも、太陽光発電は、規模の大小を問わず設置できることや、工期が短く、事前調査や許認可手続きも簡便なことから、再エネ=太陽光発電と言われるくらい
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。 さがみこファーム代表の山川勇一郎です。 今年はウサギ年らしく、さがみこファームも飛躍の年にしていくと決意を新たにしています。(私も今年年男) さて、相模原市の前戸地区に出会って3年、昨年『SAGAMICO BERRY GARDEN(=SBG)』をプレオープンすることができた記念すべき年でした。前戸の地主さんをはじめ、関わっていただいたすべての方に、改めてこの場を借りて感謝申し上げます。 「プレオープン」と言ったのは、コロナ禍もあり、「
さがみこベリーガーデンでは、秋から各種イベントをどしどしと実施してきました。 ・キノコ狩り+鹿革イベント ・ハチミツ搾りイベント ・EVを使ったカーボンニュートラルな周遊ツアー ・ブルーベリークレヨン&キャンドルづくり ・援農体験 「体験」イベントというのは世の中にはたくさんあって、「体験」を通して伝えたいことも様々だと思います。例えば、ブルーベリーのクレヨンを作ることや、EVに乗ること、そういったアクティビティ自体の面白さはもちろんですが、アクティビティの裏に隠れている課
雨上がりのある日、森に入った。 目の前に何かきらきら光るものが飛び込んできた。 枝から細い糸にぶら下がった紡錘形の物体。水滴に太陽が反射している。 しばし見とれてしまった。しかしこれは何だろう? 何かの種が枝からぶら下がっているのだろうか? まるで蜘蛛の糸のように見える細い糸は何だろう? 不思議なものを見た。 森の雫。 私たちの農園がある青野原前戸地区は、今でこそ水道が引かれ水に不自由していませんが、以前は飲み水は湧水に頼り、湧水量によって人家の数が決まっていたそうです。私
【番外編】のまとめです。 おまけ(ケープタウンビジットその1,その2)
こんにちは。さがみこファーム代表の山川勇一郎です。今回が南アレポート最終回です。 *** ふと、クリント・イーストウッド監督の映画「インビクタス」が見たくなり、改めて見返しています。マンデラ大統領と南アのラグビーナショナルチーム「スプリングボクス」が、ワールドカップで次第に国民の期待を集め、最後は大きなうねりとなって優勝まで駆け上がる民族融和の物語です。いささか美化された感のあるこの映画は、1995年のアパルトヘイト撤廃の混乱と熱狂を描いたもので、今も語り継がれる名作と言
今回の南アレポート第3弾として、訪れた場所や起業家の横顔の一部をここで紹介したい。 1.アンディレ(Andile:Evergrow Seedlings Co-Founder) ヨハネスブルグ郊外のソウェト(Soweto)という地域で、廃校の敷地を借りて育苗と周辺住民向けの葉物野菜の露地栽培を行っている。 ソウェトという地域はアパルトヘイト時代の黒人居住区で、タウンシップと呼ばれるいわゆるスラムである。その中で、育苗ビジネスをやりながら、タウンシップの居住者が畑に来ればホウレ
さがみこファーム代表山川です。前回に引き続き南アレポート第2弾です。 今回のプロジェクトの日本チームの参加者は5名です。 皆、とてもユニークな活動をされているので、ひとりひとり紹介します。 1.内藤祥平さん(株式会社日本農業 代表取締役) 日本の農産品を海外に輸出すると共に、数百ha規模の自社農園でリンゴ栽培を手掛けるなど、大規模展開を図る気鋭の農業経営者。コンサル出身で流暢な英語を操り、ヒゲ面でワイルドな雰囲気が漂っていますが、会って話すとお茶目なところもあり、人懐っこ
こんにちは。さがみこファーム代表の山川勇一郎です。 人類生誕の地・アフリカから昨日帰国し、Jet lag(=時差ぼけ)が残る中、この文章を書いています。今回の11日間に亘る南アフリカ滞在について数回にわたってレポートします。 「そもそもなぜ南アフリカなのか?」と問われると、その答えは1年前に遡らなければなりません。 昨年11月、国際協力の仕事をする友人から「南アフリカと日本の農業起業家同士のビジネス交流プロジェクトが立ち上ったのですが、山川さん、参加しませんか?」とお誘
みなさん、パタゴニアという会社ご存知ですか。アウトドア派なら一度は着てみたい、使ってみたいと思うアウトドアグッズのメーカーです。 と言っても、私はパタゴニア社の回し者でも何でもありません。 パタゴニアは、Columbia、The North Face、K2、mont-bell等々、数あるアウトドアブランドのひとつなのですが、いまここでわたしが敢えてパタゴニアを取り上げたいと思った理由は、パタゴニアの創業者であるイヴォン・シュイナード氏が先日「地球が私たちの唯一の株主」と題する
こんにちは、さがみこファームの小出です。 今日はさがみこベリーガーデンのブルーベリーを使ったお酢づくりを紹介します。 さがみこベリーガーデンでは今年400kg超のブルーベリーが収穫できました。スムージーや商品開発用に多少のストックをしています。 今日はそんなブルーベリーを使ったお酢づくりの様子をご紹介します。 来年からはブルーベリーの収量も大きく増える中で、何か面白いものが作れないかなということでの試作です。 現時点ではそれほど難しくはないと感じていますので、ぜひご自宅で