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「お金に支配されるな」

素敵すぎる「ルミネカード10%オフ」期間が今日で終了した。

この日のためにルミネカード持っとるんじゃ、と言わんばかりに、溢れる人、人、人。

しかも、9月という「あぁーまだ暑いっちゃ暑いけどさ、そろそろ秋服欲しいよねぇ。リップの色も、ブラウン系が気になる・・・あっこれ可愛くない?」とかいう会話がまさに出始める時期に開催。商売上手なルミネさん。

私ももれなくその戦略に踊らされ、ウンウンと悩みながら、素敵な柄のワンピースと、ボーイッシュなフーディーと、長く履けそうなシンプルなブーツを購入。秋冬もの、3点ゲット。お買い得に。

・・・・と思ったのだけど。いや、思っているのだけど。

「あぁ、私、まぁまぁお金使ったな」という感覚が大きかった。

もう30歳なので、そしてルミネなので、もちろんそんなに激安なお洋服をが売ってるわけもなく、激安なお洋服を着たいわけでもなく、普通に合計すると●万円はするわなぁ。それをわかっていて、そして払えないわけでもなくて、普通に買ったのだけど。あぁ、お金、ケッコー使ったなぁ・・・という感覚が拭えなかったのだ。

そして今朝、夢を見た。両親から、貯金額を問い詰められるという謎の夢。そして私が答えたのは、多くもなく少なくもなく、忠実に、現実と同じ額。銀行のスマホアプリに載っている数字を、そのまま夢の中で、唱えていた。

これはあまり、良くないことだ。
お金に「支配」されかけている。

●万円が化けたワンピースやブーツたちはとても可愛く、目を開ければクローゼットの前に飾られている。(新品はなんだか可愛くて、すぐにはしまえない)

そしてそれらはもう、「お金」ではない。

そう、もう「お金」ではないのだから、それらに対して「お金」の感覚は、手放した方がいい。

私は、「このワンピース、ちょっと儚げで可愛い」とか、「これとこのブーツ合わせたら素敵。ネイルはボルドーかな」とか考えながら選び、お金を払った。妄想する楽しさや、涼しくなった時の楽しみやトキメキを、お金で買ったのだ。

それは、悪いことじゃない。だって、お金は「お金」としてそこに在ったとして、私をときめかせてはくれない。

お金に支配されるな。お金を、トキメキや生きる楽しみに変えろ。
お金で生きるのではなく、トキメキで生きろ。
そしてそのトキメキを原動力にして、本当の豊かさを手に入れろ。

自分で自分に、そんな言葉をかけたい気分。

Sae

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「誰しもが生きやすい社会」をテーマに、論文を書きたいと思っています。いただいたサポートは、論文を書くための書籍購入費及び学費に使います:)必ず社会に還元します。