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ラブいぜ、味噌煮込みうどん

東京では、明日から寒波だってよ・・・・KAMPA・・・・。

寒いのが大の苦手な私には、なかなか厳しい日々になりそう。こうやってね、「寒いぞ〜〜くるぞくるぞ〜〜〜寒いのが〜〜〜」と自分を脅していると、あれ、案外イケるぞ、という結果になりやすいのです。私は。だから今回も、寒いイメトレをしまくっています。だからすでに寒いです。アホちゃう?

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先日、出先でランチを食べました。

テレビで少し見たことがあって、ずぅっと気になっていた、味噌煮込みうどん屋さん。「うどんより蕎麦派」の私を、振り向かせられるのか!?

突撃レポート!!!!


都営大江戸線・東京メトロ丸ノ内線本郷三丁目駅から徒歩3〜5分ほどテクテクと歩くと、着きました。

その名も

「味噌煮込罠(みそにこみん)」。


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えっ。お茶目じゃん。

「煮込み」を「煮込みん」にするなんて、藤田ニコルを「にこるん」と呼ぶのと同じノリだし、「美味しいうどんで、みんなを罠(ワナ)にハメちゃうぞっ」的なノリですよね。可愛い・・・。


扉を開けて入ると、小さめな店内。
ちょうどお昼時が終わる頃だったからか、いくつかしかないテーブル席は全て埋まり、カウンターが1席だけ空いている状態。ラッキー、残りの1席を待たずにゲット!

メニューを見ます。

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ほほぅ。一番スタンダードなやつが「味噌煮込みうどん」か。
ライス、漬物付きで税込900円と、激安、とまではいかないけれど、お財布には優しめのお値段。やっぱり東京に住んでいても、1000円札出したら、お釣りは欲しい。

まずはスタンダードでしょ、ということで、この「味噌煮込みうどん」を注文。しばし待っている間に、じっくりとメニューを見る。

右側の注意事項を読んでみると、ジワジワと面白い。

麺は硬め、柔らかめに調節可能です。お気軽にお申し付けください。(但:当店のうどんには基本的に独特の歯ごたえがあります)

独特の歯ごたえ・・・。これは、硬めだろうが柔らかめだろうが、歯ごたえはしっかりめよ、ということを示唆しているのかしら。「(但:〜」というただし書の書き方に、なんだか情緒を感じる。

「ご飯は少しでいいかな・・」と思われる方には量を調節しますので、お気軽にお声掛け下さい。

えっ。めちゃ情緒ある。「ご飯少なめをご希望の方には」でもなく、「ご飯の量は調節できます」でもなく、「ご飯は少しでいいかな・・」という突然のセリフ調の書き方が、人格を感じさせる。

☆店主がお勧めする味噌煮込みうどんの食べ方
器にうどん、つゆを取り、その中に半熟状の玉子をすくって黄身を割って絡めて頂くと美味なり!

美味なり!コロ助なり!!


そんなキュートな人柄が見え隠れする可愛いお品書きを眺めている間に、とうちゃーく!

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ヒェー!めちゃくちゃグツグツしてます!!

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見えますか!?このグツグツ具合。美味しそう・・・。

猫舌なので、熱くてしばらく食べられないかしら・・・と思っていたのだけど、小さな器によそって食べたら意外に熱くなく、すんなり食べられそう。

いただきまーす。


・・・・美味しい。
なんだこの麺は。めっちゃくちゃもちもちしている。うどんというか、もはやタピオカ。丸亀製麺で食べるうどんとは、全く違う・・!(当たり前!)(でも丸亀製麺も美味しい!)

味も、思ったよりしつこくない。濃い味好きな私からしたらもっと濃くてもいいかもなぁと思ったけれど、食べ終わるときに、そのちょうどよさに気付く。あまりにスルスルっと、しつこくなく、もたれることもなく食べられちゃう。かといって、「ご飯いらんがな」と思うほど薄味でもない。「ちょうどいい」とは、まさにこのこと。

体感にして2分で食べ終えてしまった私は、なんだか名残惜しくてお水をちびちび飲んでいたのだけど、お店の外で待っている人がいることに気づき(さすが人気店)サクッと退散。

こりゃぁ、せっかちな私でも、少しだったら待っちゃうかも。美味しいもん。また近くに行く機会があったら行ってみようかな、と強く思ったお店でした。オススメです!


ちなみに・・・
うどんを作っている、店主さんと思われる男性が着ているTシャツ、要注目ですよ。

でかでかと

「NO MISO NO LIFE」

って書いてあるから。

そんなに味噌を愛しているから、こんなに美味しい味噌煮込みうどんが作れるんだなぁ、と、その愛の深さに感動して、店を後にしたのでした。

また、行きます。

Sae

「誰しもが生きやすい社会」をテーマに、論文を書きたいと思っています。いただいたサポートは、論文を書くための書籍購入費及び学費に使います:)必ず社会に還元します。