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社労士試験の勉強を振り返ってみる③

北海道在住のコンサポ登山社労士のkakbockです。

私は、令和3年度の社会保険労務士試験に合格しました。

2回目の受験でした。

トータルで2年半ほど勉強しました。

一度きちんと社労士試験の勉強について振り返っておこうと思いました。

今回はその③を書き留めたいと思います。


(1)通信講座②

令和2年度社労士試験終了後、自己採点があまりにも悪く、もろもろ反省したうえで、本試験直後の8月末に他の通信講座を色々調べました。

通学か通信かでは、仕事の関係とお金の関係で、迷わず通信講座で検討しました。

各通信講座の内容を色々見て検討した結果、大手(大原、LEC、TAC)はお高かったので、それ以外で物色しました。

通信講座のみを提供しているところとして、フォーサイト、クレアール、アガルート、スタディング、ユーキャンあたりがあるのですが、受講料と教材で検討した結果、フォーサイトかクレアールのどちらかにしようと思いました。

両社のHPから、パンフレットや教材のサンプルを申込み、検討しました。

受講料はクレアールの方が安く、教材はフォーサイトの方が評判が良かったです。

フォーサイトのテキストは、カラフルでイラストも多く、初学者にもとても分かりやすいとの評判がたくさんありました。また、専用アプリ上で問題演習も出来ますし、講義動画の進捗把握もとてもしやすそうでした。

フォーサイトの講師は、YouTubeで動画をたくさん公開されており、それを見ると、とても説明が分かりやすいですし、声も聴きやすいですし、頭にスッと入っていく感じで良いと思いました。

クレアールの講師は、ベテランの実績十分の方々で、申し分なしでした。

結局、クレアールを選ぶのですが、決め手は、基本テキストでした。

フォーサイトのテキストは、確かにわかりやすいと思いました。
初学者にはとても理解しやすいテキストだと思います。

ただ、私は、不十分ながら、いちおうひととおりの学習をした(つもりだった)ので、実際やってみたら物足りなくなりそうと思いました。

クレアールのテキストはイラストはほぼありませんが、内容的には網羅されているようだったので、多少難しく感じたとしても、勉強2年目であれば乗り越えられると思ったのです。

あとは、敗因分析ですごく重要と思った、問題演習の教材が充実していたことです。

過去問だけでなく予想問題が、紙媒体で送られてくるもののほか、ウェブ上でPDFファイルをダウンロードできるものが数多くありました。

2年目は問題演習を徹底的にやろうと思っていたので、この点もクレアールを選択した理由です。


(2)社労士講座のコース選択

クレアールの社労士講座に申し込むことを決めた後は、どのコースにするかを検討しました。

大きく分けて、初学者コース、中・上級コース、上級コースでした。

一応1年半ほど勉強したので、中・上級コースを選択。

さらに、通常であれば8月までの最大1年の講座なのですが、クレアールは、セーフティコース(今は名前が変わってます)という、1年目で不合格となった場合に2年目も追加料金なしで受講できるというものがあります。

1年ずつ申し込むよりは全然お安く受講でき、しかももし1年目で合格出来たら、2年目相当分の受講料が返金されるのです。

背水の陣で通常の1年のコースにするか、もし不合格でも追加料金なしのセーフティコースにするかですが、迷わずセーフティコースにしました。

だって、社労士試験って運も必要ですし。1回目の受験は運どころでなくすっきり不合格でしたが・・。


(3)クレアールで良かったこと

① 過去問演習の教材が充実

クレアールで良かったことは、いくつかありますが、一つ目が過去問演習の教材・動画が非常に充実していたことでした。

過去問集が厚い冊子で届くのと、科目ごとの簡易な小冊子的な問題、PDFファイルを印刷して使う問題などがあり、それぞれの解説動画があるため、1週目は自分で解いて解説動画を見ました。

そして2週目からは問題を解いて、理解があやふやなところはテキストなどを読み返す、を繰り返しました。


② 学習スケジュールがちょうどいい

自分でもExcelで学習計画を作成しましたが、基本的には教材の送付と動画公開スケジュールに従って学習することで自然と計画的に学習を進められたことでした。

予定より早く進んだこともありましたが、その時は、繰り返し学習をして、次の動画が公開されるのを待つ、ということをしていました。


③ 講師陣の講義が良い

あとは何と言っても,講師である北村先生(年金博士)と斎藤先生(答練の達人)の講義が非常にわかりやすいことでした。

基本講義と問題演習の解説講義はほとんど斎藤先生の講義だったのですが、優しい語り口が非常に心地よく、また、時々お話ししてくださる小話などが勉強で追い詰められていく気持ちを和ませてくれました。

北村先生の講義は、科目横断的な非常に実践的な講義を担当されており、これまた、各科目で勉強するより、とても効率的に勉強することができました。

北村先生とは、合格後、先生が主催する社労士の実務を勉強する講座を受講させていただき、直接お会いしてお話もさせていただくことになります。


④ セーフティコースの安心感

また、セーフティコースを選んだことで、学習期間中を通じ、また本試験当日も精神的な余裕があった点も良かったと思います。

もちろん、絶対合格するという気持ちと、趣味や旅行は一切捨てるという覚悟で臨んだのですが、それでも「もし落ちても2年目は無料」というのが頭の片隅にあったのが私にとってはプラスでした。


実際の勉強の仕方やスケジュールについてはその④で書きたいと思います。



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