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私がいままで書いたノートのなかで「スキ」が押された上位5つのエントリーを集めました。
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小説家になるには小説を読みなさい……ですか?

小説家になるには小説を読みなさい……ですか?

『公募ガイド』などを読んでいますと、作家や編集者がよく「小説家になるには小説を沢山読むべし!」というアドバイスされます。確かに、その通りなのですが、しかし、釈然としないところもあるのが本当のところです。私は小説はそれなりに読んでいますが、最初のページを読むだけでもそっ閉じするようなものが結構あります。それはカクヨムですとか小説家になろうで発表されているものだけでなく、実際にプロの作家が書くものでさ

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校閲は小説家の仕事です

大手出版社の校閲のプロでも見逃すことはありえる「校閲」。これができていないと、小説のリアリティが減ってしまう場合があります。
「校閲」という言葉をご存じでしょうか? 似た言葉に「校正」という言葉がありますが、両者は似て非なるものです。校正は間違った字を直すことですが、校閲は書かれていることが事実かどうかを調べることです。

私は小説を書くとき、この校閲をしつこく行います。私の書いている小説は現代ド

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小説現代長編新人賞 1次選考突破

小説現代長編新人賞 1次選考突破

講談社さんが小説現代長編新人賞1次選考結果をWebで公開されてまして、私の名前を探しましたところ、ありました。最終選考の連絡はすでに行っているようですね(5ch情報ですけど)。それでも、いいのです。講評が読めるというのは大きいです。他人の目は大事ですからね。 

他人の作品の講評を読むだけでも参考になるんですよね。私はWebで公開されている講評をいろいろ読んでいて、自分に足りないところが書かれてい

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京都文学賞(応募はできませんでしたが) 改稿を終えて

京都文学賞(応募はできませんでしたが) 改稿を終えて

この一週間、以前に作っておいた作品をもとに京都文学賞向けの作品を創っておりました。昨日は徹夜しましたので、頭がクラクラしています。酒を 飲んだわけでもないのに支離滅裂とした文章が繰り広げられるかもしれないですが、まあ、そこはお許し下さい。

前回書いた通り、PDFに変換しても、Wordに変換しても、Libre Writerを使ってもWord形式のファイルを作っても、システムが原稿を受け付けてくれず

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応募作の二重投稿についての私見

応募作の二重投稿についての私見

池上冬樹さんのツイートが話題になっているようです。

池上冬樹 @ikegami990さんのツイート                    ▼文学賞の下読みをしているのだが、編集者から連絡があり、何番のXは過去の某文学賞の最終候補作なのでボツにしたいと。作品名と筆名を変えているので検索にひっかからなかったが、下読み委員が「これ読んだことがある」ということで判明。作品名と筆名を変えて送ってよこすなん

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