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季節の行事

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昔から受け継がれている、日本の季節の行事について、そのときどきの開運法についてご紹介します。
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2月8日は針供養

2月8日は針供養

針供養を知っていますか? 針供養とは一年間働いてくれた針に感謝して、
折れた針や曲がった針、さびた針を豆腐やこんにゃくにさして供養し、
裁縫の上達を願う行事です。

すべての物に命が宿っているという考えから、頑張って働いてくれた針に感謝して供養するという昔の人の優しい気持ちがすばらしいですね~。

今では裁縫をすることも減って、あまり知られてはいないかもしれませんが、神社やお寺だけでなく、服飾関連

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クリスマスは家族で過ごす日

クリスマスは家族で過ごす日

12月になると、街はクリスマスの飾りなどでお祭り気分になります。今では日本でも誰もがクリスマスをお祝いしているようなイメージですが、

クリスマスは、本来はキリストの降誕を祝う降誕祭。この日は信徒の方は教会のミサや礼拝に出ます。ちょうど日本でいうお正月の初詣のようなものですね(#^^#) 

キリスト教のお祭りであるクリスマスは、明治時代に欧米の風習が日本にも伝わって、今では季節のイベントとして定

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秋の彼岸入り

秋の彼岸入り

お彼岸という言葉は聞いたことがあっても、それがいつなのか知っていますか? お彼岸は春分、秋分を中日として、その前途3日の7日間になるので、
2020年の秋のお彼岸は9月19日~25日です。

お彼岸とは彼岸はもともと仏教の言葉で、三途の川をはさんで、わたしたちが住んでいる世界を此岸、川の向こう側の仏様の世界、煩悩を脱した悟りの境地を彼岸といいます。

お彼岸は、数々の煩悩に打ち勝ち、悟りの境地に達

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土用ってなに?

土用ってなに?

7月19日に、夏の土用に入りました。

土用といえばうなぎを食べる日と思う方が多いのですが、
土用は暦の雑節で、年に四回あります。

土用のなりたち
四季を陰陽五行説で表すときに
春に木、夏に火、秋に金、冬に水の気を割り当て、残った「土」を各季節の末に当てはめて土用としました。

土用とは土旺用事の略で、
「土旺用事」は「土の気が旺(さかん)になり事を用うる」と読みます。

この「用」は「はたらき

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