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【判断能力】瞑想から学ぶ、冷静な判断を下す方法とは?

前回までの記事では、管理者が怒りをコントロールする方法をお伝えしました。

「怒り」という感情は、管理者としての経歴が長ければ長いほど、軽減されやすくなるそうですが、予期せぬトラブルが重なったり、否定的な意見を言われてしまったらどうしても人は感情的になることがあります。

(私は元大手予備校講師として1000回以上の面談を経験し、10店舗以上をラウンドして、現在店舗長として働いていますが、それでも感情的になりそうなことはたまにあることです。)

そこで今回は、自分と向き合う時間「瞑想」のメリットについてご紹介させていただき、冷静な判断を下す方法を、自分と同じような管理者にお伝えさせていただきます。


瞑想をする理由…それは、さざ波を鎮めるため

私はメンタルヘルスマネジメント第2種の資格を持っていますが、それでも自分で自分の感情をコントロールすることは容易ではありません。

なぜなら、自己分析や感情を客観的に見る方法は知っていても、実際に怒りが込み上げてくることは抑えることができないからです。

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例えば、皆さんが朝礼の時に「○時○分にミーティングをします」と伝えたとします。

ですが、あるスタッフがミーティングを開始する5分前に「緊急の用事があるので、こちらを先にやらせてください」と言ってきたとします。

「え、なんでこのタイミングでいうの?」と、管理者で思う人もいるでしょう。

そして、後から遅れてきたスタッフを含めてミーティングをした時にどういうわけか、「その人の意見を否定してしまう」ことがあります。


つまり、いくつか議論の解決の選択肢があった時に、最も素晴らしい意見を出してくれたスタッフがいたとしても、心にさざ波が立っているときは冷静な判断ができなくなってしまうということ。

だから、その心のさざ波を抑えて、冷静に水底を見ましょうというのが“瞑想“なのです。


正しい瞑想をすると…固定観念がきえて、情報がシンプルになる

では、どのようにそのさざ波を消し去ればいいのか?

ここからはこちらの本から”瞑想の仕方”について少し抜粋させていただきます。

正しい瞑想は、「現状認識」から始まります。

つまり、「今自分がどうなっているか?」を正しく状況を把握することが重要で、そこに集中することから始まっていくそうです。


例えば、目をつぶってもやもやっとした残像が残ったとしましょう。

それを、「鳥かな?」と自分勝手にイメージしてはいけません。

イメージするのではなく、”実際に見ることに集中すること”が重要です。

そうすると、瞑想をイメージではなく、”色”や”形”などの実感として感じることができるようになります。


なんだか、宗教チックな話になってきてしまいましたが、私がここでいいたいことは、この瞑想をすることで、以下の2つを管理者は意識すべきではないかということです。

①固定観念を消し去ること
②余計な情報を省くため、シンプルに考えること

つまり、自分のモヤモヤした気持ちや不快な気持ちなどを忘れるほど、相手の意見に集中して聞くこと。

そして、その上で、固定観念ではなく客観的にみて自分が”正しい”と思う決断を下すこと。

これが、本当に管理者のやるべき判断の仕方ではないかと考えております。

(まあ、時と場合と上司の気分によって正しい判断は覆ることがありますが笑)


~最後に~

いかがでしたか?

瞑想なんて普段しませんよね笑

ですが、ちょっと瞑想をかじってみて、できるだけ”雑念”や”固定観念”を取り除くことができれば、より楽しく仕事ができるようになるかもしれません♪

よかったら、皆さんも瞑想などをして、心のリフレッシュをしてみてください(゚Д゚)ノ




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