探してもいなかった。でも真夜中に突然の光が見えたかのように現れた女の子。その心が欲しくて、男は寿命を失う。でも本当は遠い昔から決まっていた。二人が出会い恋に落ちることは。二人に残…
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#小説
わたしをえらんで#10
いつもの時間、二人きりの時間。
僕は抱いていた疑問を素直に聞いてみた。
「いつも嫌な夢見た時、真っ先にひかるが浮かんですぐにメールするんだけど、すぐに返ってくるのはどうして?」
ふふふ、と笑みを浮かべて
「内緒にしたかったけど言っちゃおうかな。寝る前には携帯の着信音を最大にして、いつちひろから連絡が来ても気づくようにしてあるんだ。」
「眠りを妨げられて、大丈夫?きつくない?」
「それが私が嫌な夢を