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みえないひかりがみてみたくて

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探してもいなかった。でも真夜中に突然の光が見えたかのように現れた女の子。その心が欲しくて、男は寿命を失う。でも本当は遠い昔から決まっていた。二人が出会い恋に落ちることは。二人に残…
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#小説

悪夢からの救済#09

僕はよく悪夢をよくみる。
それはそれはとてもつらい。
誰だってそうだ。見たくないような夢を見るときくらいある。
それに反して、幸せとまでは言えないけれど、それに近い夢やなんでもない夢をみるときもある。
ほぼ365日、眠りつくと目を覚ますその時まで夢を見ている。
いつもの使い古された僕にとってはすごく心地の良い薄いブルーの毛布の感触を確かめて
それが夢だったと気づく。
ものすごく現実に近いような夢か

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わたしをえらんで#10

いつもの時間、二人きりの時間。
僕は抱いていた疑問を素直に聞いてみた。
「いつも嫌な夢見た時、真っ先にひかるが浮かんですぐにメールするんだけど、すぐに返ってくるのはどうして?」
ふふふ、と笑みを浮かべて
「内緒にしたかったけど言っちゃおうかな。寝る前には携帯の着信音を最大にして、いつちひろから連絡が来ても気づくようにしてあるんだ。」
「眠りを妨げられて、大丈夫?きつくない?」
「それが私が嫌な夢を

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哀しい調べが向かう先には#14

それから
音楽について、オリジナル曲について
話し込みすぎて結局ひかるの家に
泊まることになってしまった。
見覚えのない天井と部屋を包む甘い香りで
そういえば泊まったんだっけと目を覚まして気づく。
ローソファーで眠ったが
有意義な話がたくさんできたおかげか
寝覚めはよかった。
それともひかるが近くにいるから?
すごく気持ちのいい朝だった。
どこからともなく鳥のさえずりが
聞こえてくる。
携帯に目

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