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アート・ブレイキー『パリ・ジャム・セッション』(1959)
#バルネ・ウィラン はアルトサックスで参加
さらに #バド・パウエル も参加で、絶好調!
いい意味で粗削りで #ジャズ・メッセンジャー らしくない
#アート・ブレイキー とジャズメッセンジャーズに、バルネ・ウィランとバド・パウエルが参加している形になっている。ちなみに、レコードの半分、A面に当たる「異教徒の踊り」「バウンシング・ウィズ・バド」のみである。他にフロントは、 #リー・モーガン と
ジミー・ゴーリーとバルネ・ウィラン
私は、 #バルネ・ウィラン というサックス奏者が好きで、次は、電子書籍第2弾は、この方のディスクレビューを出版したいと思ってます。
このnoteで、軽く書き出しのきっかけを投稿して、それを加筆して出版してゆこうかな、と今は考えています。
さて、この作品は、 #ジミー・ゴーリー というギタリスト名義ですが、バルネ・ウィランも主役級であり、見逃せないものとなっています。
中身は、こちらがぼーっと
バルネ・ウィラン『フレンチバラッズ』
このCDは欲しくて欲しくてたまらなかった。
自分が高校生の時は、まだインターネットも発達しておらず、欲しいCDは、足しげく中古CD屋に通って、探し出すしかなかった。店員さんに「今度入荷したら教えて」ということもできただろうが、もちろんそんな度胸もなく。結局これを入手したのは大人になってからである。
期待通りだったかというと、うーん、そうではない。「パリの空の下」とか「枯葉」とか大スタンダードを
バルネ・ウィラン『ニューポート'59』
冒頭に含まれるアナウンス、「アメリカで演奏するのはこれが初めての、紹介しましょう、バーニー・ウィラン!」、これを聞くだけで、だいぶ胸が熱くなるライブ盤です。
ピアニストはなんと、日本の誇る #秋吉敏子 さん!拍手の量も多い。1曲目は、ジャズへの敬意とシャレを込めたか、 #チャーリー・パーカー の「パスポート」という曲。
音は平均よりやや下。23歳の #バルネ・ウィラン は、元気いっぱいに演奏し
バルネ・ウィラン・クインテット(1957)
Discogsによると、フランスで発売され、本当の意味での、 #バルネ・ウィラン の初のリーダー作ということらしい。
「クインテット」というのが気に食わない。余計なアルト・サックスは要らない。 #バルネ・ウィラン はソロで張れるアーティストだと思うからだ。一枚看板では会社も不安だったか。
けれども、しかし、この #ユベール・ホル (Hubert Fol)という有名ではないアルト奏者が、驚くほど
バルネ(1959)
このアルバムが、名盤ヅラし始めたのはいつ頃だろうか。私がバルネに興味を持ったころには、ほとんど流通してなかったのになぁ。
一応 #バルネ・ウィラン の名前がタイトルとなっているが、トランぺッターに #ケニー・ドーハム 、ピアニストに #デューク・ジョーダン 、そして「蓮の花」や「ジョードゥ」なんて彼らの名刺のような曲をやられてしまったら、バルネだろうが、誰だって霞んでしまう。
1曲目の「ベサメ
ジョルジュ・グルンツ『メンタル・クルエルティ』(1960)
これは #ジョルジュ・グルンツ 名義のサントラ盤。タイトルは「精神的残虐さ」といった意味。当然かつてはアナログでも出ていたらしいですが、すぐに回収されたらしく、非常に手に入りにくかったものらしい。
初めからサントラ盤を意図して作られたものは、なかなかジャズ的な鑑賞に堪えうるものは少ない。なぜなら、作曲がメインとなるし、アドリブも多少はあるが、作曲者がほしいのは「ジャズ・アドリブが持っている雰囲気
バルネ・ウィラン『モダン・ノスタルジー』(1991)
少し思い出話を。私がハイスクールだったころの1990年代は、ネットもなく、CDを探すには足しげくCDショップに通うしかなかったとかつて書いた。このCDもそんな経緯で手に入れたもの。手に入れたのは、今は無き津田沼パルコの、クリスマス中古CDバーゲンだった。一人で行った。彼女はいなかった。
バーゲンでのジャンル分けなんか適当で、特にジャズの割合なんて、カレーに対しての福神漬けよりも小さいので、(暇だ
バルネ・ウィラン『大阪コンサート』(1994)
#バルネ・ウィラン の最高傑作を狙う一枚
若手ピアニスト、 #ローラン・ド・ウィルド が素晴らしい活躍
名曲が盛りだくさん
バルネの死後、1999年に、フランスのRTEMAというレーベルから発売になった大阪でのライブ録音(なぜ日本で発売しないのだ?)。
ところで、バルネと一番相性の良かったピアニストはだれだろう。 #アラン・ジャン・マリー が当然まずは浮かぶわけだが、ここでピアノを弾いてい
バルネ・ウィラン『パッショーネ』(1995)
#バルネ・ウィラン の遺作だが、寂しい出来
盟友 #エンリコ・ラヴァ とのアンサンブルが多い
ジャケットが最悪
このCDが発売になることを、リアルタイムで「知っていた」。突然、このアルバムと、前作『ニューヨーク・ロマンス』が姉妹作と位置付けられ「ロマンス3部作の第2弾」なんて宣伝されていた。当然、この後、バルネは死去するので、「第3弾」は出なかった。
当時すでにバルネのファンだったが、これ
バルネ・ウィラン『ふらんす物語』(1990)
#マル・ウォルドロン が参加しているが、シナジー効果は特になし
全体的に余力を残したような渋い演奏
面白そうな曲素材もあまり活かせていない
フランス映画で使われた曲を素材としているが、あまりいい出来の演奏ではない。紛らわしいが、少し前に、かつてレビューした『フレンチ・バラッズ』というアルバムも吹き込んでいるのだが、それよりも劣る出来のように思う。
「男と女」なんて、ジャズ的に面白い演奏にな
バルネ・ウィラン『ティルト』(1957)
#バルネ・ウィラン の初リーダー作と言われるが誤解
溌溂とした演奏だが、すこし丁寧すぎる印象も
ジャケットが秀逸
この盤も、僕が彼のファンになったころには垂涎のアルバムで、写真で指をくわえて見るだけだった。今は簡単に入手できる、いい時代ですね。
初期の傑作には間違いないけれど、バルネならこれくらいできて当たり前という気がする。リズムセクションがやや平凡なのもマイナスか。これよりは、「本当の
サッシャ・ディステル&ジョン・ルイス『アフタヌーン・イン・パリ』(1956-57)
これもまた幻盤だった1枚
弱冠19歳のバルネはゲスト参加、ピリリといいスパイス
ジョン・ルイスの美意識が浸透した耽美的な演奏
これも、本来はフランスだけで発売されていた幻盤(幻が多いですね)。アメリカでもアトランティックが版権を買い取って発売はされていたそうだけど、それでも幻の1枚だった。今でも海外ではあまり再発されないのに、日本では品番を変えて何度も再発されている。変な国である。
リーダ
バルネ・ウィラン『フラッシュ・バック』(1986)
嬉々としたバルネが聞ける注目のデュエット盤
#フィリップ・プティ は『ラ・ノート・ブルー』のギタリスト
だけどバルネファンには人気のない一枚
#バルネ・ウィラン には、 #アラン・ジャン・マリー とのデュエット盤があって有名で、それはいかにも「芸術」ではあるがど、こちらのデュエット盤は「娯楽」といった感じがあって、とてもいい。
ただ全体としての完成度は低い。それがこの盤の人気のないところだ