Fukunaga Ryota

視覚にハンデを持った陸上競技選手

Fukunaga Ryota

視覚にハンデを持った陸上競技選手

最近の記事

強くなる人はどんなメニューをしても強くなる、そしてその逆も然 となるとコーチのやることは、完璧な練習メニューの提供よりも、選手達の競技への取り組み方や考え方にアプローチしないといけない 細かな練習の内容や技術指導なんてこづかい程度にすぎない

    • 口下手と言われる人の多くは、周囲の人の顔色や雰囲気に気を配りすぎて、口数が減っている だから周りから勘違いされる

      • この人全然周り見えてへんやんみたいなことが頻繁にあるそのたびに、やっぱり自分にリーダーに向いていると思う

        • たった一人の見た夢が 一百万人の現実を変えることになる

        強くなる人はどんなメニューをしても強くなる、そしてその逆も然 となるとコーチのやることは、完璧な練習メニューの提供よりも、選手達の競技への取り組み方や考え方にアプローチしないといけない 細かな練習の内容や技術指導なんてこづかい程度にすぎない

        • 口下手と言われる人の多くは、周囲の人の顔色や雰囲気に気を配りすぎて、口数が減っている だから周りから勘違いされる

        • この人全然周り見えてへんやんみたいなことが頻繁にあるそのたびに、やっぱり自分にリーダーに向いていると思う

        • たった一人の見た夢が 一百万人の現実を変えることになる

          人間が困難に立ち向かう時、恐怖を抱くのは信頼が欠如しているからだ。 私は私を信じる。

          人間が困難に立ち向かう時、恐怖を抱くのは信頼が欠如しているからだ。 私は私を信じる。

          一流の裏に潜むもの

          世界的技術科として有名な、ピカソのこんな話がある、 ある日、ピカソがマーケット9を歩いているときに 見知らぬ女性が話しかけてきた。 「私あなたの大ファンなんです。この紙絵を描いてもらえませんか」と小さな紙を差し出してきた。 するとピカソはにっこりと笑い、わずか30秒ほどで小さくも美しい絵を描き上げた。 そしてピカソは女性に手渡しながら、 「この絵の価格は100万ドルです」と告げた。 女性は驚き、 「だってこの絵を描くには 30秒しかかかっていないじゃないですか」 ピカ

          一流の裏に潜むもの

          才能=○○

          スポーツをやっているとこんな言葉によく出会います。 「あいつは才能があっていいな」 「自分にもそんな才能が欲しい」 似たようなニュアンスの言葉であれば皆さんもよく耳にするんじゃないでしょうか。僕自身も陸上競技に取り組む中「走る才能」ということをよく聞きますが、僕はそれに長い間違和感を覚えていました。身長や骨格は才能と言われても理解はできます。しかし、走る才能?という感じでした。そんな中先日、その靄を晴らしてくれる言葉に出会いました。 「才能は技術じゃない、好きなことこそが

          明るくても暗くても

          競技の中で、視覚の影響で困るところ工夫しているところはありますか?と聞かれることが多く、いつもあやふやな解答しかすることができず、何かあるかなと考えていたんですが、今日の練習中に一つ見つけたので残しておきます。 僕は、屋外施設(神社等)練習の中で階段を駆け上がるような練習をよくしているのですが、その段差が見えずらいことに気が付きました。 これは階段を勢いよく駆け上がろうとするから段差が分からなくなるという意味で、歩いてのぼってり、ゆっくり上る分には問題はないです。 それも「

          明るくても暗くても

          NAGASEカップ出場 疲れた~

          NAFASEカップ出場してきました。 シーズン最終戦ということもありかなり疲れました、 結果から言うと、賞金獲得はなりませんでした。さすがにアジア記録は出ると思っていたので、正直かなりへこみました、 200mは賞金獲得のためにそこそこ気合を入れて臨みましたが、2日目の幅跳びの時にはもう燃え尽きていましたね。もともとシーズン最終が近づくと、その後のこと今回であれば「早く休みたい」というのが先走り試合に集中できないということが多いのですが、今回もそれでした。 こういった形になっ

          NAGASEカップ出場 疲れた~

          自分の身体の何とかしたいこと

          それは とにかく体調をすぐ崩すことです すぐ風邪ひきます これを書いている今も、病み上がりの状態です 季節の変わり目はもちろん、 気温が急に変化したりした日に 一気に持っていかれます 特に気温が下がった時が要注意です 元々、脂肪も少なく体表面積も広いので 人一倍寒がりなので気にしてはいます。 それでもほんの少し気を抜くだけですぐ体調を崩す ここだけはこれだけ自分と付き合って 泣かんか対応しきれていない部分です 僕と他のアスリートの方々の名誉のためにも 触れてお

          自分の身体の何とかしたいこと

          今週末NAASEカップに出ます

          今週末9/2,3に国立競技場で行われる、NAgASEカップという健常者と障がい者の枠組みなく行われる試合に出場してきます。 今年は世界パラに出場できたこと、来年には本命の神戸世界パラ・パリパラリンピックが控えていることもあり僕はこの試合で一足先にシーズンオフの予定です、さからこそ、最後に気持ちよくかつ記録を狙いに臨もうと息巻いていたのですが、試合一週間前に体調を崩してしまうという…まあ幸い体調が戻り始め少し動いてみると思いのほか体調不良の影響は感じていないので、体重が落ちて軽

          今週末NAASEカップに出ます

          いち早く気づく

          色々なことを少しずつ知っていったち、自分のことを振り返っていく中で、世の中は「いち早く気づいたもの勝ち」であることがほとんどなように感じている。もし仮にそうだとすると、僕が陸上に出会うことができたのは小学校5年生、それは野球やサッカーなどをあきらめた結果ではあったが実はラッキーだった。僕よりももっと後に始め、素晴らしい結果を出している選手は数えきれないほどいるが、陸上競技とともに過ごした時間が生んでくれた、僕の大事な人たちとの時間、陸上が好きだという気持ちにおいては僕に勝つ人

          いち早く気づく

          世界選手権レースまでの裏側

          400m予選の前日 それまでの準備、そして前日刺激も終え体の状態は万全に近かったと思います。 そして昼前にはホテルに戻り、あとはレースのを待つだけだという状況でした。 そんな時に僕の心境に変化がありました、それまでのパリでの過ごし方としては、極力レースのことを考えないようにしていました。それはレースのイメージをしてしまうと、それだけで心拍数が上がり虚空が浅くなり、体が疲れてしまうからです。だから試合まではほかのことに意識を向けるように心がけていました。その日までは上手くコ

          世界選手権レースまでの裏側

          この体で唯一苦しかったこと

          大学3年のバドミントンの授業の時の話です、 僕はこう見えて、バドミントンもそこそこできます。 その日の目の調子や体育館の自分の位置による光の関係で、見えなかったりはしますが高校の時はバドミントン部とも張り合っているほどでした、 ただ、視界の中の見えないポイントに入ってしまうと目の前に飛んできた羽やふわっとしたフライ性のものでも全く反応ができずただ立ち尽くすだけになってしまいます。 とはいえ、持ち前の運動能力で、それなりに潜り抜けてはいたんですが、学期の終盤学生をいくつか

          この体で唯一苦しかったこと

          運も実力のうち

          最近、運について考える機会があった。 差し伸べられたチャンスに手を伸ばさず、それをチャンスとも気付かず見過ごしていく様子を目の当たりにしたからだ。 運とは何だろう。 「お前は運がよかったから」 「勝てたのは運がよかったからです」 などの、皮肉や処理のコメントでたびたび登場する運だが、本当に『偶然』という解釈で片づけていいものなのだろうか。 僕はそうは思わない 僕は昔父にチャンスの神様の話をされたことがある。 話はこうだ、 暗い道を歩いていると、上半身裸で、顔が隠

          運も実力のうち

          競技の中で発揮される予知能力

          陸上競技の試合は様々な要因を受ける音になる、本人の調子、ピーキングの成功度合い、風や天候、試合ン府に来や選手の気持ちの入り具合などによって結果を左右する。 そんな競技だからこそ、その日の状況を客観的に見て、「今の状況だとこんな結果になるな」と未来を予知する能力が必要になってきます。 その予知能力によって、意識するポイントや走り出す上層の位置、気持ちの乗り具合を選手自身が現場で修正していきます。 この話を耳にしたとき、5月に行ったイタリア遠征での幅跳びのことを思い出しました。

          競技の中で発揮される予知能力