才能=○○

スポーツをやっているとこんな言葉によく出会います。
「あいつは才能があっていいな」
「自分にもそんな才能が欲しい」

似たようなニュアンスの言葉であれば皆さんもよく耳にするんじゃないでしょうか。僕自身も陸上競技に取り組む中「走る才能」ということをよく聞きますが、僕はそれに長い間違和感を覚えていました。身長や骨格は才能と言われても理解はできます。しかし、走る才能?という感じでした。そんな中先日、その靄を晴らしてくれる言葉に出会いました。

「才能は技術じゃない、好きなことこそが才能」

これを聞いて腑に落ちました。みんながよく言う「才能」と負うのは「技術」のことが多い。走る技術。歌う技術、勉強する技術…それらはすべて、技術であり誰にでも獲得可能なものです。そのものが好きであること、そのことこそが才能なのです。好きこそものの上手なれということわざがあるように、好きだからこそ上手くなりたいと思う、好きだからこそもっと知りたいと思う、それこそが立派な才能なのです。

ここを勘違いしてはいけない、多くの人が言う「才能」は自分の努力不足やその人のこれまでやってきた努力を想像することもできないからこそ発せられるようなイメージが僕はあります。

才能とは技術じゃない

これは、今まで自分たちの努力不足を明確にしてしまうとともに、自分より圧倒的な才能を誇ると考えていた人であっても技術なのであれば、自身も身に付けることができるという希望をでもある。

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