山頂への道はいくつもある - 「歯みがきしよう」を何通り言えるか試してみた

「歯磨きするよ。」
「はーい。」

とは、なかなかなりません。

なかなか寝たくない３歳児の歯みがきからベッドまでのルーティンでは、毎日高度な交渉が要求されます。

「歯みがきじょうずかな」の動画を再生して
歯みがきをすることもありました。

動画に飽きると別の動画を見たいと言い出し、
別の動画が始まると止めるのが難しいので、
なんとか別の方法を試行錯誤します。

山登りで頂上への行き方はいくつもあるように、
歯みがきというゴールに辿りつくまでの言葉がけを
色々と考えてみました。

モンテッソーリにあるように、言葉がけで心がけているのは、自律性を育むために自ら洗面台に向かうようにすることです。

なかなか忍耐がいるのですが、以下いくつか考えてみました。

歯みがきに向かうような３歳児への言葉がけ

✅  歯のキレイさアピール編

✓「きれいな歯になるかなー。」
✓「バイキンマンこないように磨こうか。」
✓「白いピカピカの歯になるかなー。」

✅  自分でできる編

✓「さっきいっぱいごはん食べたから、自分で磨けるかもしれないね。」
✓「鏡見て。イーしてゴシゴシできるかな。」
✓「アーしてゴシゴシもできるかな。」
✓「鏡にバイキンいっぱい飛ばそう！」

✅  歯医者さん編

✓「歯医者さんにキレイな歯見せたら喜ぶかなー。」
✓「歯みがきしたら歯医者さんも喜ぶかなー。」
✓「歯医者と歯みがきするってお約束したよね。」
✓「歯医者さんに自分で歯みがきできたって言わなきゃな。」
✓「歯医者さんで次は何色の風船もらえるかな。」

✅  ジージ・バーバにお知らせ編

✓「明日ジージに自分で磨けたって教えてあげよう。」
✓「明日バーバに自分で磨けたって教えてあげよう。」
✓「幼稚園の先生にも自分で磨けたって言いたいなー。」

✅  一緒にやろう編

✓「一緒に歯みがきしようか。」
✓「じゃあ〇〇がお父さん磨いて。お父さんが〇〇の歯を磨くね。」
✓「ママも呼んできてみんなでやろう。」

✅  競争編

✓「どっちが先に白い歯になるかなー。磨くぞー。」
✓「ママと〇〇がチームね。お父さんに勝てるかなー。」
✓「歯磨きしたあと誰がベッドに最初に行けるかな？」

✅  歯磨きした後に楽しいことを設定する編

✓「歯磨きしたあと今日は何読もうか？」
✓「歯磨きできたら、明日もゼリー食べれるね。何色のゼリーがいいかな。フローズンゼリー食べれるかもねー。」

✅  お菓子編

✓「お菓子食べたからいっぱい磨かないとな。」
✓「お菓子食べるときに歯みがきするって約束したよね。」
✓「明日もお菓子食べたかったら磨かなきゃ。」

最後に

とてもいい脳トレです。
強制せずに人の内的モチベーションを高める練習だと思って色々と試しています。

「歯みがきするよ！」と同じ言葉で何回言っても、
他のことに没頭していると全く聞こえていません。

巧みに聞こえないフリもするので、
予測していない言葉がけで関心を惹きつけるようにしています。

それでも私も「頭が堅いなー。」とつくづく感じ
創造力を鍛えられている感じです。

いい方法があったら是非是非教えてください。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

よければこちらのマガジンもどうぞ。

ポジティブ育児｜髙岸亮介 | Ryosuke Takagishi｜note

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