記事一覧
あいから 1章 〜大好きな彼女が多重人格だった〜
2017年。家族を沖縄に残し、東京でフリーランスのITエンジニアをしていた。
沖縄で生活したかったが、子供達の将来を考え東京へ出稼ぎにきていた。
家族離れ離れの生活だったが、子供達が住み慣れた沖縄を離れて一緒に東京で暮らすことになった。
新生活が始まり、口では「平気だよ」というが、案の定、長女と次女ともに新しい環境に馴染めない。
ある日、小学校六年生の長女が「打ち込んでいることに専念したい
アジャイルとスクラムの違い〜定時で帰らせるためのマネジメントシリーズ〜
アジャイルとスクラムの違い一言でまとめると、アジャイルは価値観・概念であり、スクラムをアジャイルを実現するためのフレームワーク。
アジャイルとはアジャイルソフトウェア開発宣言に書いてあるとおりです。
価値観・概念的なものであり、他と比較されるものではありません。
世間一般的にウォーターフォールとアジャイルが比較されますが、間違っていると考えます。
アジャイルの4つの価値※アジャイルソフトウ
定時で帰らせるためのマネジメント 〜スクラム定義〜
スクラム定義スクラムの進め方を記載しました。これから始める方の参考になれば幸いです。実践するときのコツなどは別の記事で書きます。
スクラムはアジャイルの価値観を実現するためのフレームワークです。
詳細はアジャイルとスクラムの違い〜定時で帰らせるためのマネジメントシリーズ〜に記載しました。
思い定時で帰すのはエンジニアに楽をさせたいわけではありません。残業しないと正しくベロシティ(開発速度)が計
鉄の塊で音が変わるのか!〜ギターシールドのプラグ比較!〜
ギターケーブルとかプラグとかこだわってみたものの…
「ぶっちゃけ、そんなに音変わるの???」
と思いながらも、音が悪いと思った瞬間に凹みます 笑
ギタープラグせっかくなので次の3つをベンチマーク(比較)しました!
・SWITCHCRAFT 226 550円
・CLASSIC PRO P12R L型フォンプラグ 100円
・CLASSIC PRO P10R モノラルフォンプラグ L型 8
あいから 8章 〜大好きな彼女が多重人格だった〜
彼女は強迫神経症の症状が残るもののパニックに陥ることもなく、過食嘔吐もせず、腕の傷も消えていた。
毎日産まれたばかりの次女やまだ甘えたりない長女を楽しそうにあやしている。
生まれつき肝臓が弱いのと、長年の過食嘔吐で胃や食道がボロボロだったり、喘息もあるが、気持ちが元気になれば体もついてくるだろうと考えていた。
ある日ゆきちゃんが「あれぇ~あの子…」と首をかしげている。
「どうしたの?」
あいから 7章 〜大好きな彼女が多重人格だった〜
りょうは彼女を守るためにこの体に入った。
統合により危険な人格がいなくなり出産、母親との確執の解消、沖縄移住を経て精神的な負担もない。
「俺の役目って終わっているんだよなぁ」
「お前、最近ボヤキが多いな」
「あぁ~体欲しいなぁ~格闘技やりてぇ〜女の子口説きたい〜」
「やればいいじゃん」
くだらない会話が続く
「この体だと動きが鈍くて嫌なんだよ。それにそもそも女の体だぞ」
「わがまま
あいから 6章 〜大好きな彼女が多重人格だった〜
いわきに引っ越しをしてから、出産をするための産婦人科を探したが精神的な症状を理由に何度か断られた。
ある日、病院の口コミサイトを見ながら彼女が「ここに行ってみたい」という。
複数のウェブサイトで比較してもこの病院の評判は良かった。
いい病院でも悪評はあるが、この病院の悪評は「受付がそっけない」だけだった。
「この産婦人科で産んで良かった」という意見がほとんどだ。
しかし、人気がある産婦人
あいから 5章 〜大好きな彼女が多重人格だった〜
ゆきちゃんはどんどん言葉を覚える…というか言葉を思い出しているようだ。
「オレだじょ」
「ゆきちゃんでしょ?りょうの真似?」
「ゆちじゃないじょ、オレだじょ」
「りょうはだじょ!っていわない」
「うぅん、まちゅめ!ゆちのいうことをしんじないなんて…おぼえていらっしゃい」
「どんな報復をされるのか…怖い…」
「まちゅぼっくいのあだなをかんがえてやる…」
「あ、あだな」
「なにがいい
あいから 4章 〜大好きな彼女が多重人格だった〜
2004年当時、解離性同一性障害は世間に認知されておらず偏見があり「どうせ演技だろう。つらいことから逃げ出したいだけだ」と思われがちだった。
彼女は毎週通院をしていて医療費がかかる。過食嘔吐でも食費がかかり経済的に苦しくなったきた。
障害者手帳があれば医療費が免除されると聞き申請をしたが、疑われているのか驚くほど質問をされ手続きのたびに疲弊してしまう。
りょう達とはコミュニケーションが取れる