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ウォーキングが健康に良いと言われて、頑張って歩いている人がとても増えました。今日はちょっとした私の疑問を聞いてください。

ウォーキングと散歩の違いって、なに?

私の家の周りでも高齢者の方が歩いている姿をよく見かけます。でもそれって、散歩されてるんですよね。ウォーキングではなく、お散歩です。

わざわざカタカナで言うからには、漢字で言う場合との違いがあるはずです。これはあくまでも私の感覚で言いますけど、スタスタ歩いて行くのがウォーキングで、ダラダラ歩くのは散歩だと思います。

「いや、そんなのどっちだっていいじゃない」と、もし思われたとしたら、それには異論を唱えさせてください。スタスタとダラダラでは運動効果が全然違います。絶対に同じではありません。

犬の散歩をして「今日は5000歩歩いた」と自慢する人がいますけど、それってあまり運動効果はありませんよね。大きな犬でスタスタ歩いてくれるなら別ですけど、だいたい座敷犬でチョロチョロ歩いては止まり、少し戻っては止まり、いつ歩くんだい?ってくらいで歩き、そんな繰り返しですよね。それでは歩いているというより、突っ立っている時間の方が長くないですか? 同じ5000歩でも、一人でスタスタ歩いた場合と比べると、絶対に運動量は違います。

「一日何歩歩いたか?」という話題がよく上がります。それは自分の運動量を数値化したものですから、昨日の自分と比べることもできますし、他人と比べることも可能になります。

一昔前でしたら「一日一万歩」と言われていましたが、今は、8000歩だとか、5000歩でいいとか、いろんな話が出ています。高齢者はこの「歩数」を目安にされている人がとても多いです。しかし、その中身のことについては、皆さん無頓着です。

数より、どんな歩き方をしているか? ということの方が大事だと私は思うのです。しかしそれを数値化したり、他人と比較できるようにするには困難があります。だから「歩数」で比較していると思われます。

最近ではいろんな記事を見かけますけど、「散歩」「歩く」「ウォーキング」というこの三つを同じ言葉として使用されていることがとても多いです。

実際のところ、ダラダラ歩いているだけではダイエット効果はほとんどないと思われます。スポーツ感覚でウォーキングとしてしっかりスタスタ歩いてこそ、運動効果が高いです。

ところが高齢者にこう話すと「もうそんなに速く歩けないから」と言われます。体が衰えたということです。だから自分のできる範囲でダラダラ歩かれます。でもそこはちょっと違うと思うのです。頑張ってスタスタ歩こうとする意識が必要だと私は思うのです。その意識があるとないでは効果、効率がずいぶん変わるはずなんです。どのようにすればよいかはまた改めて紹介しますが、まずはスタスタ歩いてみようとする意識だけでも持っていただきたいと、私はいつも願っています。

今日の一曲は、私の大好きなギタリスト、ゲイリー・ムーア の「パリの散歩道」 【羽生結弦選手SP同編集バージョン】です。スケートにまさかゲーリームーアの曲を選ぶなんて、驚きました。

サポートしたいと思われるくらいまで頑張って書きますので、今はシェアかコメントをいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。