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「生きる喜び」について昨日書きました。米イェール大学の大規模な調査の結果によると、中年期を楽観的に過ごしていれば、年齢、性別、社会経済的地位、体の健康状態に関わらず、寿命が7.5年延びるという話があります。


長寿の専門家が楽観主義の中心にあると言う4つの習慣

1.人付き合いを積極的に

少なくとも週1で人付き合いをしている人は、心臓発作のリスクが低く、明晰な頭脳を保ったまま長生きする可能性が高いそうだ。友達とは積極的につながろう。電話して、切る前にランチの約束を。直接会えれば、それに越したことはないから。

2.感謝をする

うれしかった出来事を紙やパソコン、スマホに書いて、自分の気分を高めよう。米カリフォルニア大学デービス校の論文によると、ありがたいと思ったことを書き出す人は、将来を楽観的に考えていて、人生全般に対する満足度が高いという。自分の体も強く感じる。

3.ときに優しく

1日5回は親切な行動を取っている?  リュボミルスキー博士の研究では、1日5回ではなく1週間の中で5回になると、人に優しくするのが定例行事みたいに思えてきて、セラピー効果が薄れてしまうことが分かったそう。1日5回に満たなくても、自分を責めないで。「思い立ったときに親切な行動を取るだけでも、見返りは得られます」という。

4.自分の人生を再評価する

自分の歴史は自分の手で塗り替えられるし、その過程で自分に自信もついてくる。過去の大事な出来事を振り返り、記録する時間を毎週つくろう。国際長寿センター長のロバート・バトラー医学博士によると、そうすれば、自分の過去や未来に対する見方が変わるという。この“ライフレビュー”をするときは、自分が過去に成し遂げたことも書き出して。瞬時に自信が湧いてくるから。

記事の中で一番気になったのが「積極的な悲観主義者」という言葉です。ちょっと考えてみました。

  1. 積極的な、楽観主義者(+&+)

  2. 積極的な、悲観主義者(+&-)

  3. 消極的な、楽観主義者(-&+)

  4. 消極的な、悲観主義者(-&-)

1番は誰がどう見ても明るくて行動的な人ですよね。最高の生き方かもしれませんし、真似のできない人もきっとあることでしょう。それにくらべ、4番は、イジイジした性格で、幸運が舞い込んで来る気配すらないと言われてもしかたがないでしょう。1番と4番はかなり対照的です。

ここできになるのが、2番と3番です。3番はよほどお金に困っていないのんき者かもしれませんね。そして2番の話です。記事にはこう書いてあります。

積極的な悲観主義者なら大丈夫。文句や批判が大好きで、元気よく人とやり合う。そして行動に移すタイプ。 「積極的な悲観主義者は人生と戦います。あれほど必死に戦えるのは良いことですし、そうすることで楽観主義者と同じようなメリットも得られます」と話すのは、米ミシガン大学社会研究所の人生開発プログラムディレクター、トニー・アントヌッチ博士。

これは驚きです。文句や批判ならどんどん言っても良いという話です。本当ですかね~。ちょっと疑ってしまいますが、あくまでも寿命の話ですから、元気がある分、延ばすのでしょう。ただ、文句や批判を聞かされる方にしたら、溜まったもんじゃありませんよね!(笑)

消極的な悲観主義者は、陰気な気分にとらわれて、自分のことも人生も諦めている。そのような態度では、寿命が数年短くなってもおかしくないという。

寿命を延ばすには、積極的で楽観主義者が良いということは、なんとなく分かっていましたけど、改めて文章で読むと納得できるところがいっぱいありますね。これは性格ですから、すぐ変えようとしても変わらないので、厄介なものです。変わらないのなら、積極的な楽観主義者の側にいるのが一番良いと思いますよ。

サポートしたいと思われるくらいまで頑張って書きますので、今はシェアかコメントをいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。