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高齢者の介護はとても大きな問題です。巷にたくさんの情報があっても、いざ自分に降り掛かってきた場合、きとんと対処できますか?

今日は関西テレビの取材記事を元にご紹介しましょう。

 “9万5千人”。これは、去年1年間で、家族などの介護を理由に仕事を辞めることになった、いわゆる「介護離職者」の数です。誰が当事者になってもおかしくない家族の介護の問題。

ここには、2者の問題がありますよね。
①自分が高齢者の場合→介護される側
②自分が介護離職者になる場合→介護する側

今回の取材では、②介護離職者の問題を大きく取り上げてします。仕事をやめて介護をすると、収入がなくなるということを意味しています。そこへ介護費用がかかるわけですから、プラスマイナスとても大きいです。

老後資金2000万円という話がありましたが、あながち間違ってはない話なのです。だとすればどうすれば良いのでしょうか?

この取材は、的を得たとても良い取材だと私は感じました。離職した人の話を中心に、介護の現場の難しさも紹介しています。そして、最後には「起業した」という話が出てきます。私はこのアイデアがとても良いと感じました。

私は一人で自宅開業の整体師をしています。もし親の介護をしなければならなくなった場合でも、自分で働く時間の融通がきくのです。突然何かがあったとしても、日頃から「介護していること」を、来院される人に話しておけばいいのです。突然のキャンセルでも、きっと快く応じてもらえるはずです。そういう意味でも私が介護する側になったとしても、大きな不安はあまりありません。

私のように手に職を持って営んでいける人は限られていると思います。しかし、今の時代、ネットやリモートがありますので、自分の持っている知識や技量をなんらかの形で収入に変える方法を、早くから模索しておく必要があるのではないでしょうか。

ギャンブルとなると危険ですが、株で儲けることができるならそれもアリですよね。ただそれも限られた人にしかできないことでしょう。だから自分には何ができるのか? 今まで何をやってきたのか? 趣味程度のことでも、ちょっと考え方を変えるだけで収入に変えることが、今の時代は可能なのです。アイデア次第だと思います。

一方、介護される側になる可能性の話です。

寝たきりと認知症は、家族に大きな負担をかけることは誰でも想像がつきます。自分がそうならないために、今日何ができるか、しっかり考えたいものです。そこでやはりいつもの言葉が出てきます。

健康の三原則=栄養、睡眠、運動

とにかく運動しましょう。もうこれに尽きます。運動さえしていればお腹も空くし、よく眠れます。邪魔くさいと思う気持ちが、ゆくゆくは家族への負担にかかっていくのです。

今日のんびりしたら、将来は崖っぷちです。

60歳を過ぎたら、皮一枚でぶら下がっていると思った方が良いです。そう、ギリギリで生かされているくらいの気持ちです。定年退職された方は「のんびりしたい気持ち」があるようです。しばらくは良いと思います。でも何もしない日が続くとだらけてしまって、何もできなくなりますよ。危険です。

自分の健康は、家族に負担をかけないための栄養源です。さあ、何でもいいから運動しましょう! 体を使って遊びましょう!

サポートしたいと思われるくらいまで頑張って書きますので、今はシェアかコメントをいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。