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京都銀行のCMはとても印象深いものが多い。その中でも私が一番好きなのは、「京銀 川柳劇場 第四話」だ。0:55~1:10までのたった15秒、第四話をぜひ見ていただきたい。

おばあちゃん
何になりたい
孫がきく

京都銀行 川柳劇場

数年前のテレビCMなのに、大好きで今でも忘れられない。この記事を書くにあたって、映像探したらあったので貼っておく。全八話、全部見ても、たった2分20秒だ。その中で私が大好きなのが、第四話。本来なら子供に将来何になりたいか聞くものだ。それを孫がおばあちゃんに聞いてくるという川柳。夢を見るのに年齢なんて関係ない。やりたいことがあるならチャレンジしたらいい。そんなメッセージが込められている。

ピンピンコロリといきたい人にとって、ピッタリの言葉だと思う。

孫の気持ちになってみると、とても純粋な質問だったのではないかとも思う。子供に将来の夢を聞くのだから、当然大人だって夢を持っていると、子供が思っていてもおかしくはない。

おばあちゃんの空想、走ってゴールテープを切るシーンが思い浮かんでCMは終わる。

私は昔から芸術家と音楽家はとても若々しいと思っている。70や80歳の人でも肌艶が良かったり、シャキッとした人が多い。きっと創作活動するにあたって右脳が良く動いているからではないかと、勝手に思っている。

想像力と創造力

この二つを持つことは最強で有意義なことだ。頭の中では子供心のまま遊園地で遊んでいるような楽しさ。あるいは、初デートのドキドキ、サプライズのワクワクなんかもあるだろう。人が喜ぶ顔を見たい、楽しませたい、そう思いながら創作しているに違いない。そしてそう考えている時こそが、とても楽しいのだろう。

ピンピンコロリといくには、脳をどれだけ喜ばせることができるか?

楽しいこと嬉しいことがあると、脳内にドーパミンが分泌されると言われている。ドバ~っと放出された瞬間、脳と体が一度分離し、また結合する。血液が逆流するかのように魂が揺れる。集中力が高まると、分泌量がどんどん溢れ、脳は異次元にぶっ飛ぶような感覚になっていく。

テニスや、卓球選手が「ゾーンに入る」と、何やってもうまく球が入り勝つことがある。マラソン選手は、「ランナーズハイ」、脳と肉体が分離した状態だ。ミュージシャンは、「音に入り込む」と言う。勝手に指が動き、一音一音に魂が乗り移る。

これらは特別な人かもしれない。芸術家でも音楽家でもないのに、一般人がドーパミンを出す方法。それが「夢」なのではないだろうか?

成りたい夢を見ることに年なんて関係ない。いつまでも何かに挑戦している人は生き生きしている。どんなことでもいいから、夢を持ち、目標を追いかける。死ぬまでそんな気持ちで私はありたいと思う。カウントダウンはすでに始まっているのだから。恋も必要だね!

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