見出し画像

運動しなくても罰則はありませんが、それでよろしいですか?

突然ですが、あなたは「体を動かす楽しさ」を、感じていますか?

年取れば、イヤイヤながらも否応なしに運動させられる現実がお分かりでしょうか?

「夏休みの宿題」に例えると分かりやすいと、最近になって私は気づきました。

夏休みの宿題は、終わりかけに焦るタイプでしたか? あるいは、余裕を持ってこなしていたタイプでしたか?

高齢になって、体力が衰え始めてから、運動させられる現実


おおむね70歳くらいから、体の不調が現れ始めます。それは筋力気力の衰えです。このままではダメだと気づき、それから運動を始める人が多くおられます。

切羽詰まってきているにも関わらず、それでも運動しない人もたくさんいます。いよいよ歩けなくなって初めて、運動し始める人もいます。医師や家族からの勧めで、イヤイヤ始める人も多いです。

ようするに運動するのは辛いし、本当はやりたくないんです。運動が嫌いだという人も多いです。これは自らの意思で楽しんで運動するわけではありません。しかたなくさせられるのです。

高齢になってから、半強制的に運動させられることを想像してみてください。

夏休みの宿題も、本当はやりたくないし、勉強は嫌いだから、目を背けたくなります。しかし新学期が始まると提出しなければならないから、最後の三日くらい徹夜してでも追い込みます。実は私はそのタイプでした。

夏休みの宿題を最後に追い込むことと、人生の終盤に慌てて運動する人は、似ていると思います。


もっと早くからやっておかばよかっただけのことです。誰もが分かっています。分かっているけど、運動嫌いだし、今日やらなくても困ることはないし、宿題と違って提出期限もないことから、「別にやる必要なし」という勝手な解釈で生きています。

それが、70歳辺りから困り始めるんです。結局期限があったんですよね。若い時には気づかないです。おかしな話ですよね。世の中の高齢者を見ていたら分かりそうなものなのに、分かってないわけです。

ヨボヨボの高齢者を見たら、明日は我が身と知らなければなりません。それができないって、どういうことなのでしょうね? 不思議です。

確定申告だって同じですよね。提出期限前になると税務署に殺到しています。どんな物事でも期限ギリギリになる人って多いわけです。

罰則がないようで、実はあったことに気付いた時にはもう遅い。


年代ごとに罰則があれば、きっと関門ギリギリになってなんとかしてきたことでしょう。ところが体、健康については罰則がありません。いや、本当はあるのです。警察や司法からの罰則ではなく、自分自身からの罰則です。少しでも早く気づき、運動することのできた人は、罰則なく後悔もしないだけのことです。

サポートしたいと思われるくらいまで頑張って書きますので、今はシェアかコメントをいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。