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痛風が原因で脳梗塞、心筋梗塞の恐れあり

私は痛風(つうふう)になったことはありませんが、痛風を発症する人は男性に多く、しかも年齢に関係ないみたいですね。今日は芸能界の健康オタク、生島ヒロシさんがスポニチに連載するページをご紹介しましょう。

石原先生、そもそも風が吹いても痛いという痛風は、なぜ起きるのですか?

 「原因は尿酸という物質です。通常は血液や尿の中に一定量、存在しているのですが、過剰になると結晶化して関節にたまり、炎症となって痛みを発生させるのです」

 その痛みと心筋梗塞や脳卒中に、どんな関係があるのですか?

 「炎症が起きると血液ドロドロになり、血栓ができやすくなります。何か障害が発生したとき、血液は固まろうとする傾向があります。これが血栓を形作るのです。血栓で脳の血管が詰まれば脳梗塞、心臓の血管なら心筋梗塞が起こります」

 なるほど。炎症がカギだったんですね。

風が吹いても痛いだなんて、ユニークな病名ですよね。今の時代に初めて発見された病気ならば、靴や靴下を履いているから、ネーミングも変わったことでしょう。

尿酸値といえば「プリン体」が天敵のように言われますね。プリン体が多いビールとか、レバー、魚卵などは避けた方がいいんですよね?

 「一定の効果はあります。ただ最近の研究では、食事はそこまで大きな影響を及ぼさないのではないかと指摘されています。ビールを飲まなければいい、というわけではありません。内臓脂肪の多さが痛風につながります。中性脂肪も、血圧も、そして尿酸値も下がった。これが理想。プリン体を過度に気にするより、メタボの解消に力を入れてください」

ちょっと意外な言葉ですよね。「プリン体=ビール」と言われ、ビールが悪者扱いされる世の中。だからメーカーも「プリン体ゼロ」のビールを発売するほどです。

私はビールも含め、お酒はまったく飲みません。しかし、先日も書いたように中性脂肪が基準値の倍あります。メタボではないけど、血液がドロドロなので血栓ができる可能性があり、なんらかの病気が発症してもおかしくはありません。

 「有酸素運動に、ちょい負荷をプラスしてください。ウオーキングに速足を交ぜるのがいいと思います。1時間歩いて、10~15分間ジョギング。これくらいの組み合わせで」

なかなかハードルの高いことをおっしゃいますよね、この先生。1時間歩いて、10〜15分のジョギングは、なかなくできないですよね? できますか? しかも、メタボな人に向けてそれはなかなか難しい話だと思います。

私ならスローランニングをお勧めしますね。歩く速度で走るんです。この件についてはまた別な機会にやり方を紹介しますね。80歳の人もスローランニングできるようになりましたよ。

「痛風がこんなに痛いのは、体が“命に関わるよ”と教えてくれているのです。強い痛みはサイン。“生活を改善せよ”という体からの警告です」

痛みのサインというのは確かに大事ですよね。痛風のような痛さなら我慢できないようですが、小さな違和感や痛みは日常的にありますよね。肩こりだってそうです。あなたは放置していませんか? 今日なんとかやり過ごせても、どんどん蓄積していて、そのうちドカーンなんてことにならないよう、ご注意ください。

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