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「たんぱく質」の鶏肉を食べ過ぎていませんか? プリン体に注意!

スポーツする人はもちろん、最近では高齢者にも「たんぱく質を摂りましょう」とよく言われます。しかも「良質なたんぱく質」と言われます。やみくもに肉食ってるだけではダメってことですよね。

たんぱく質は人間が生活するうえで欠かせない大切な栄養素ではありますが、過剰摂取をしてしまうと、体に負担をかけてしまうことも・・・

たんぱく質を多く摂り過ぎると、腎臓からしか排泄することができない尿素やクレアチニンなどが体内で増加し、腎臓への大きな負担になります。

・尿素
・クレアチニン

聞いたことあるけど、説明を求められると答えられない言葉が出てきました。どちらも、タンパク質が利用された後に出る、老廃物だと思って良さそうです。たくさん排出されるということは、タンパク質をたくさん摂りすぎているか、腎機能に異常があるか、ということみたいです。

尿素窒素・クレアチニンが上昇する疾患

尿素窒素は体内の蛋白が利用された後の物質です。外科的手術や高熱などで蛋白の体内での消化が亢進したり、蛋白摂取量が多い場合でも上昇します。又、重症心不全やショックなどで腎臓に送られる血液量が減少した場合にも血液中に溜まって上昇します。腎臓そのものの障害としては尿の排泄機能が障害された場合に尿素窒素、クレアチニンが血液中に溜まって上昇する腎炎や腎不全などがあります。

京都民医連中央病院報より

これは尿検査しなければ数値は分かりません。自分が摂り過ぎているのかどうか、家で知る指標がいります。

鶏肉で目安が書いてありました。

鶏肉の摂取目安量は?

鶏肉以外からのたんぱく質の摂取を考慮して、たんぱく質摂取推奨量の半分を満たす量で考えると、鶏肉の1日当たりの摂取目安量は以下のようになります。

鶏もも肉(皮付き):成人男性200g、成人女性150g
鶏むね肉(皮付き):成人男性150g、成人女性120g
ささみ:成人男性130g、成人女性100g

ヨガジャーナル

一日に必要な摂取量の半分を鶏肉から摂ることを前提として導き出した数値です。これを見ると、私は食べ過ぎていました。これまでは買って来た鶏むね肉ワンパック約400gを一食で一度に食べていました。皮は取り除いていますが、それでも約倍食べていたことになります。ダメですよね。今日から半分にします。

たんぱく質を過剰摂取すると、肝臓と腎臓を必要以上に働かせてしまいます。そのため鶏肉を食べ過ぎると、内臓疲労を引き起こすおそれがあるそうです。


鶏肉はプリン体にも注意!「痛風」「尿管結石」


鶏肉には、豚肉や牛肉よりも多くのプリン体が含まれています。プリン体は肝臓で尿酸に作り替えられるため、プリン体を摂り過ぎると血液中の尿酸が増加し、高尿酸血症を引き起こします。加えて尿酸が結晶化するとその部分に炎症が起こり、激痛が走ります。これがいわゆる「痛風」です。尿管や膀胱に結石ができる「尿管結石」になるおそれもあります。

たんぱく質の摂取を鶏肉だけに偏ることなく、大豆製品や乳製品など、バランスよく摂ることが必要です。プリン体はビールばかりに気を取られていましたが、鶏肉にもたくさん含まれていますので要注意です。


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