見出し画像

認知症リスクと闘うために、たんぱく質を食べよう

「高齢者はどんどんたんぱく質を摂りましょう」と、最近よく耳にします。ところが、栄養素のことまで考えながら、日常の献立を考えている人はどれだけいることでしょう? スーパーで夕飯のおかずを迷っている人を、最近は見なくなりました。なぜでしょうね? もしかしたら、こんなこと書かなくても、もうみんな知っていることなのかもしれませんね。

認知症リスクと闘う高齢者の補気に欠かせないのは、たんぱく質なのです。百寿者の血液を調べてみると、たんぱく質の摂取量と相関する「アルブミン」の値が高いという特徴があります。

5大たんぱく源のなかでも、いちばん手軽に食べられるのは、卵でしょう。物価の優等生と呼ばれるほど安価でもあり、家計に負担をかけないのも助かります。卵は、たんぱく質以外にも、ビタミンA・ビタミンB群・ビタミンD・鉄・カリウムといった必須の栄養素が含まれており、「完全栄養食」とも呼ばれています。

「卵は完全栄養食」というのは確かに聞いたことがあります。毎日一個は食べると良いらしいです。でも、気になるのがコレステロールですよね。歳と共にコレステロールが高くなり、卵が良いと言われても敬遠してしまうのが現実です。

ところがこの記事の筆者の父が自分の体で実験したらしいです。「ゆで卵を一日18個食べて、コレステロール値がどうなるのか?」という人体実験です。一週間続けても、血中のコレステロールは上がらなかったそうです。でも本当に大丈夫?って思いますよね?

よく分かりませんが、卵が身体に良いからといって、一日18個を食べ続ける人なんて、普通では考えられないです。せいぜい一日3個とかくらいが現実的だと思いませんか? それを「一ヶ月続けたらこんな結果でした」と言われる方が信ぴょう性が高いと思うのは私だけでしょうか?

でも、プリン体が増えるとかも聞きますよね? この記事には何も書いてなかったので調べて見ましたら、鶏卵にはプリン体はほぼゼロらしいです。気にせず食べることができますよね。ただ、脂質異常症の人は気をつけた方が良いらしいです。

脂質異常症の重症化を予防する観点からみると、卵を2個3個と食べすぎてしまうのはよくないといえるでしょう。

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準2020」によると、脂質異常症などのLDLコレステロール値が高い方は、食事からのコレステロール摂取量を200mg/日以下に留めるのが望ましいとされています。

鶏卵1個(約60g)に含まれるコレステロールは230mgなので、脂質異常症の方が1日1個の卵を食べると目標の200mgをオーバーしてしまうのです。

このように栄養素のことを考え始めると、何を食べてよいのか分からなくなりますよね。私は現在「脂質異常症」なので、卵はあまり食べてはいけないのでしょうが、それならワンパック12個入りで売らないでほしいです! いや、6個入りも売っているの知ってますよ。値段が高すぎます。12個入り買って、6個捨てる方が安いなんてSDGsの観点から外れてませんか? 他にもそんな食品いっぱいありますよ。な~んて言い出したらキリがありません(笑)

たんぱく質の話は改めてもう少し詳しく書きます。


サポートしたいと思われるくらいまで頑張って書きますので、今はシェアかコメントをいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。