⑪肉体との和解へ至り、身体性を取り戻すまで:序

おはようございます。


タイトルのように、


肉体との和解へ至り、身体性を取り戻すまで


の過程を、精神と肉体に分解して振り返ってみたいと思う。



今のところは、小学生から現在に至るまでを振り返ろうと思っている。
(寄り道しながらになると思う)



身体の精神性と肉体性に関しては以下の記事参照。

https://note.com/ryooo2336/n/nee50345af634

基本的な僕の今の持論は、上記の記事にも書かれているように、

最終的に、僕の解釈は「肉体さえ健全であれば、健全な精神を持つ事ができ、健康な身体を手に入れることができる」というものになった。

というものだ。
そして、この健康な身体とは、簡単に言えば、

余裕のある身体

ということになる。

揺らぎのある身体
遊びのある身体
響く身体

とも言い換えることもできると思う。


これからしていく話は、他の人でも似たようなことは全然あると思うし、なにも特別ではないと思う。

ただ、ここでは、最近(2020年7月頃から)やっと本当の意味で、自分の肉体が喜んでおり、精神も安定してきたという実感があり、肉体の健全さの大切さを身に染みて感じている。
うつ状態に長年苦しんできが(実際にうつ病と診断されたこともあった)、徐々に人生にと自分に希望が持てるようになってきた。


精神的に病む人は往々にして、肉体がえげつないくらい不健全な場合が多いように思う。肉体中いたることろが硬かったりする。
自分も身体バッキバキの状態で長い間過ごしてきて、頭もカッチコチで、いつかおかしくなるなと思っていて、案の定おかしくなって動けなくなった。

精神的に病んでいるときは、どうしても考え方を変えよう、変えなければいけないという発想になる。
周りの人たちや、病院の先生にもそう言われる。
でも、本当に大事なのは、肉体を改善していくことで、思考を強引にポジティブに持っていく事ではないと思う。たとえそれでよくなったとしても、反動がくる場合が多くあるはず。
薬に頼るのは、ただの対症療法なので、肉体をだますだけで、根本的な解決には繋がらない。慢性化しているものに対しては、対症療法ではなく、抜本的な見直しが必要になってくる。そして、慢性化したものは、急には変えられないし、時間をかけて徐々に解きほぐしていく必要があるということに気付くことが重要である。
では、その根本的なものとは何かと考えれば、そこには肉体しかないということがわかる。それは自然を含め人間界のあらゆるものに通底しているものだ。しかもそれは、頭の中の思考と違って、具体的で実際的に存在している。だから、しっかりと肉体の声に耳をすまし、常に身体の状態を確認することで、快方へと進んでいく事ができると思っている。
もともとは持っていた感覚なので、硬直化した体の部位を解きほぐすことで、思考も解きほぐすことができ、精神と肉体の安定した身体性を取り戻すことができると考える。

強引に思考の状態を変えようとするのではなく、まず肉体の状態を確認し、変えていく。肉体が柔軟になってくると、思考も頭の中も柔らかくなり、身体が健康になる。

これが身体性を取り戻すということの意味だと定義してみたい。



これは、実際に僕が実感していることでもある。



小さなキッカケで身体の状態に気づき、まず肉体と向き合うことを始めた。(厳密にいえば、身体の状態には気づいていた。でもしっかりと身体と向き合うという意味がわからなかったし、常にどうすればいいいんやろう、このままじゃあかんという状態だった。)


肉体としっかり向き合って、身体の声を聴くき始めたことによって、確実に身体の状態が良くなっていると感じている。
どんな病(精神的なものでも、疫病的なものでもあらゆる病)に対しても、薬を使用せずとも、根本として健全な肉体があれば、ある程度の範囲は健康に過ごせるのではないかとすら思う。(暴論気味やな)



そこで、肉体が健全じゃなかったこれまでの自分の思考というか性癖(性格の癖)の過程を、当時の肉体の状態と肉体との向き合い方もとに、ただ振り返ってみようとおもう。




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