成果・貢献(力)は、自然につくものではない?!
コロナは、『私たちに急げ!』と告げている存在なのかもしれないなと考えてしまうことがあります。
何を急げ!と言っているのか?
例えば、成果を出す力、貢献することをせよ!と。
私は今55歳ですが、人生100年時代と言われる中、80歳位まで元気で働けるのかなと考えた時、必要とされて、求められて働くことができれば嬉しいと思うのですが、
では、どうしたらそうなるのか?
というと、やはり「成果力(貢献力)」があるかどうかだと思います。
この成果力とは、
実績があって信用がある、
そして相手にとっての解決力を持っている、
この2つがあって稼ぐ力と言えるのではないでしょうか。
実績があるからそれなりの信用がある。
しかし、どこで実績をつくるのか、ここはもう一所懸命与えられた場でやるしかない!
特に若い時にもらった機会はあとあと利いてきますので、依頼があったら信用づくりのためにと思って取り組んでみることは、とても大切だと経験からも言えます。
機会は、若い時に限らずに、いくつになってもそれを頂戴したことに感謝し、一所懸命取り組むことも大事だと、人生の半ばを過ぎて思うところでもあります。
反面、なんでもかんでも機会をチャンスだと思い取り組むのではなく、自分の価値観(軸)をしっかりと持って取り組むことが誠実な対応であるとも感じます。
信用は、最初は信頼からはじまり、その信頼を元に、少しずつ少しずつ実績を積み、やがてそれが信用となり、他からも声がかかる、そんな流れかと思います。
しかし、これから先、将来のことを考えますと、その信用=実績でOKか?というとそんな甘いもんじゃないと思います。
過去の実績は実績で評価されることもありますが、相手(依頼者)は、その過去の実績だけで依頼するとは限りません。
なぜならば、依頼者にとっての「課題」を解決してもらいたいからです。
過去の実績=信用はあるものの、相手の課題(自分とっては新たな取り組み)を解決することは出来るのか?
それが出来る、解決力がある、と相手に伝われば、
「お願いします」となるでしょう。
では、課題解決力はどうしたら身につくのか?
これは、先天的なものではなくあとからでも身につくものでもあります。
戦略や思考などのフレームワークを駆使して解決策を出していくことも大切ですが、
私は、如何に相手に貢献できるか、お役に立てるか、
といった視点を持って取り組むことが、
課題解決力をつける施策だと確信しています。
そして、そこに粘りも入れて。
これから20年30年後も充実した人生を送るためにも、成果力はあってありがたいものですので、これからもその力をつけていく努力をしていきます。
私の場合は、若い人や経営者のサポートです。
そして、これは持論ですが、
「どうやったら稼げるか?」
と人を品定めするような選択ではなく、
「貢献すること」を意識して、
自分の力を如何に発揮できるのか、
いわば「この人のために」と思ってやる、
これが大事であり、大切にしていきたいと。
それだけに、相手の価値観も大切にしています。
稼ぐ力は、相手を狙ってのものではなく、自分に起点がある、
という話でした。
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