屍を超えていけ〜るろ剣が教えてくれたこと〜

今更ではありますがるろ剣の映画を見ての感想です。

感想というか、そこから得た知見みたいなのが書けたらいいなと思います。

できるだけネタバレしないように頑張ります。

冒した失敗は活かし生き続けることでしか供養できない

誰でも失敗することはあります。

皆さんの中でも忘れられない失敗があるんじゃないでしょうか。

思い出すだけでも恥ずかしい。なんであんなことしたんだろう。

そんな罪の意識が心のどこかに残っているかもしれません。

一つ目の知見は、冒した罪は生きることでしか償えないということです。

剣心は幕末に大勢の人々を殺めてきました。

縁は剣心への復讐のために多くの罪なき人の命を奪いました。

では罪を冒した人は死ぬことで罪を償うべきなんでしょうか。

いいえ。

冒した罪は、人のために生きることで、生きていくことでしか償えないのです。

あなたが冒した失敗は、ずっと背負っていかなければいけないのか。

仕事でしたミスはやめることでしか償えないのでしょうか。

恋人を傷つけたら別れるしかないのでしょうか。

違いますよね。

同じ過ちを繰り返さないために、今を精一杯生きることが償いです。

仕事で失敗したなら次に活かせばいいんです。後輩が同じミスをしないように支えてあげるんです。

恋人を傷つけたなら、その分愛を伝えればいいんです。次の恋人に同じことをしないようにしましょう。

生きて償うことをるろうに剣心から教えてもらったような気がします。

俺の剣が、あなたの剣が時代をつくる

ちょっと細かい台詞は忘れましたがこんなニュアンスだった気がする。笑

あなたの仕事や存在はちっぽけなものかもしれません。

ですが、その仕事が誰かの大業に繋がるかもしれません。

あなたの作ったものが世界を変えるかもしれません。

仕事をしていると特に、成果が目に見えないとあまり手応えを感じないかもしれません。

ですが、あなたの仕事や行動は必ず誰かに届いています。

直接何かを変えられるわけではない。

けどあなたの仕事はもしかしたら、誰かの世界を変えているかもしれない。

たとえ多くの犠牲を伴っても、成し遂げたい志がある

ノーペインノーゲイン。等価交換。

何かを得るためには何かを失わなくてはならない。

剣心は多くの人が平和に暮らせる世の中を作るために多くの人を殺めました。

人の幸せを奪ってまで得られるよの平和があるのでしょうか。

あなたには、たとえ平穏な日常を失っても、何かを犠牲にしても叶えたい夢がありますか？

志、信念、覚悟がありますか？

そんな強い意志が、未来を変える力になるのではないでしょうか？

まとめ

最終章は２部作に渡り、多くの知見を私たちに与えてくれたような気がします。

まだまだ語りたいことはありますが、るろ剣が教えてくれたことを胸に、毎日を平和に精一杯生きていきたいですね。

おまけ

縁と剣心の一騎打ち、「邪魔をするなー！」とおじさんを全力で殴るシーン。

映画館にいる全員の気持ちを代弁してぶん殴る新田真剣佑の図がめちゃくちゃ好きでした。

あと牙突をもっと拝みたかった。