ADHDの私の自己肯定感を支えた11の習慣

自己肯定感。

最近よく聴くキーワードです。

そして、自己肯定感の上げ方というテーマの本やメッセージを最近目にすることが多いのですが

いつも少し違和感を感じていました。

ほとんどの提言は、ニュートラルな状態を前提にしている、少し悠長なアイデアが多いのです。

たとえば私が見かけたものに

少しの時間、掃除をしてみよう。

明日、着る服を決めておこう。

仕事のデスクの上に好きな小物を置く。

など、、、

もし今、ADHDを抱えて会社に行っていて、毎日のようにミスを何回も繰り返してしまい、周囲の同僚から白い眼で見られ続け、陰口もたたかれ、上司からは厳しい(時によってはかなり傷つくような)叱責、否定を受け続けていたら

仕事のデスクの上に好きな小物を置いて

果たして自己肯定感は高まるものでしょうか。

自己肯定感とは自己価値に関する感覚のことで、

自分が自分についてどう感じているかという感覚です。

人があなたをどう思っているかではなく

あなたがあなた自身をどう感じているか

ここが非常に大きい分岐点です。

私は上記のような状況が数年に渡って続いていた中で

自己肯定感の最低値からいかに少しずつでも高めていき

もちろんミスしたり、否定されたりしたら感情はいったんは下がるものの

その日の間に一度ニュートラルに戻して、

翌日には高めな状態に持っていって新たな1日をスタートする

そんなサイクルを創り上げられるようになってきました。

あらゆる方策を駆使して、この自己肯定感を高める重要性があると思っています。

それは、自分が自分を規定する基準値がどんどん下がっていってしまうと

そこから抜け出るのが非常に難しく、また心が傷ついたまま、弱ってしまったまま、もう一度立ち上がっていくのが非常に難しくなってしまうからです。

私は会社における他者からの評価や自己評価がどん底であった時、

二つ決断しました。

それは一つは、できないことはできないけれど

自分なりのベストを尽くすということ。

そしてもう一つは

誰から何を言われようが、言われっぱなしで結構と腹を括り、

自分は自分を見捨てないと誓いました。

たとえ周囲から低評価を受け続けていたとしても

私は私の価値をそれだけで測ることはしない

と心の中で深く決断したのです。

それはきっと

このままでは自分が壊れてしまうという

自己防衛本能のためだったと思います。

自身の工夫によってミスを軽減するにも限界があるADHD特性の中で

以下のようなことを繰り返し言われる経験をされている方は多いかと思います。

何度言えば君はわかるんだ!

〇〇さん、いいかげんにしてくださいよ。

いったい何年この仕事をやってるんですか。

そして言葉にはならない軽蔑的な視線を

そんな言葉を日常的に受けることに加え

自身がミスを何度も繰り返してしまう状況の中で、

自己肯定感を維持するということは並み大抵なことではありません。

他の方から自身を責めるだけではなく

自身も自身を責めてしまうので

時に自身が一番自身を追い詰めてしまうことでしょう。

なんて自分はだめなんだ。と。

それが一番辛いのです。

それが起因して鬱症状になってしまう方も少なくないかと思います。

その場合は、その症状に適した対応として

まずは鬱症状を緩和する必要があるかと思いますが

その場合でも、鬱症状を緩和する診療とともに

自身の自己肯定感をじわじわと高める習慣をつけていかないと

一回会社を辞めたとしても、次に戻った時に近い境遇の中で

同じ感情の渦に巻き込まれてしまうのです。

ただ、まだ鬱の症状までは至ってないとしても

現在、自己肯定感が底の状態であるならば

そこが底を抜けないうちにどうにか戻していきたいところです。

私は発達障害当事者であると共に適応障害とHSPも併存した状況でしたので

おそらく人一倍、人からの批判に傷つきやすい特性だったかと思います。

そのためにどうにか自己肯定感を高め、自己回復するプロセスが日々、日常的に必要でした。

私は、非常に辛い状況下の中では

自己肯定感というものを

言葉に語弊はありますが

現状を超えてでも

高めていく必要があると思っています。

では、私が自己肯定感を高めるために日々行っている11の習慣を紹介していきます。

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心から願っています。

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