ルト@物書き

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こんばんワニノコ^^ Webに棲息する創作系ハイエナです。小説をメインにあらゆる表現媒体を試したり諦めたりしています。 Web小説をもっと楽しくする思いつきを投げつけたいと思っています。 vtuberを広く応援してたりもします。

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最近の記事

AC6考察妄想 セリア=オールマインド説が好きだし、カーラ=コーラル説が好き

 オールマインド=セリア説が好きです  もちろん本編中にそれを明言するシーンなんてありはしないのですが、そう思ったほうが捗るすんなり理解できることが多いです。  以下にゲロゲロネタバレしながら、スクリーンショットを交えつつ色々語ってみたいと思います。 オールマインド=セリア説の傍証・ドルマヤンに対して辛辣  まずはオールマインドとして始めて621に接触してくる3周目のびっくりシーン。  ドルマヤンはリリース計画について知っているようですし、それを止めるためにACを駆り出

    • ゲルハルト・リヒター展 美術館初挑戦レポ

       国立近代美術館のゲルハルト・リヒター展に行ってきました。  美術館は初めてだったんですが、おもろかった〜! キッカケ 美術館とは無縁の私が、なんで急に国立近代美術館の特別展示に行ったかといいますと理由は大きく3つ。  mirrativで正露丸の匂い嗅いでたころから応援してるvtuber家長むぎが9月9日の配信でオススメしてたうちの一つであること。  AI作品がコンテストで優勝してしまうなど、AIアートがあまりに急に隆盛してその価値の置き方が問われていること。  画像

      • 宅食サービスnoshを半年ほど使ったので感想

         noshご存知ですか。  最近WEB広告でよく見る宅食サブスクリプション。ナッシュ。  栄養バランスを考えられたおかずが冷凍されて段ボールで定期的にドカンと届けてもらえるやつです。  食生活乱れがちな我々ネットの民には気になってる人も多いんじゃないでしょうか。  半年ほど継続利用しているので感想をしたためてみたいと思います。 実際どう?間違いなく便利。そこにあることの楽さは計り知れない。  nosh利用するのは自炊しない民じゃないの? って思うかもしれません。私はど

        • ドキドキ文芸部plus! ネタバレ考察(というか妄想)

           未プレイ勢はネタバレ回避してくれ~~~~~~! 知らないという財産を手放すことなく、情報をあさるのはぜひとも自らプレイしてからにして欲しい!  万人に勧めていいものではないけど、可能な限り! ----------------------------------------------------------  ここから先はネタバレ地獄です。  権利配慮的な理由でスクショもありません。ほぼ文章のみを上げるのもな……って思ったので、適宜お手元に資料をご用意のうえご覧ください

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        • 創作理論
          6本

        記事

          ガチ文系が読む「MMT入門 現代貨幣理論」超訳

           このところ政治の話題が尽きませんね。  昨今、人々の政策関心事として真っ先に挙げられるのは経済政策だそうですよ。  積極財政の話が出ると、必ず反対に出される財政規律という言説。「財源はどうする」「国の借金」のアレです。  ここまではいつもどおりですが、最近は財政規律にさらに反論が出るようになりました。 「日本は通貨発行者だから借金という表現は適さない」「日本の財政は破綻しない」「税金は財源じゃない」といった文言です。  まったく正反対の立場から反対のことを言い合って、

          ガチ文系が読む「MMT入門 現代貨幣理論」超訳

          原稿をEPUB化して電子書籍を作るぞ! と思ったときに調べた情報の備忘録

           リフロー形式(小説などの電子書籍によくある、1ページの表示を端末の画面サイズに合わせてくれる)の電子書籍を作るうえで、EPUB化は外せません。  なんといっても電子書籍用のファイル形式ですから。  どの販売・配信サイトでも利用できて、しかもレイアウトが崩れにくい。またEPUBファイル自体を配布することもできますね(EPUBリーダーはたくさんあります)。 EPUBファイルを作成する方法 KADOKAWA直営の電子書籍サイト「ブックウォーカー」が出しているセルフ電子出版の情

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          最推しが引退した話

           にじさんじトップを走る一翼となっていた鈴原るる。惜しまれつつ引退されたラスト配信、6/30。あれからもう一週間です。  鈴原るるがいかに魅力的だったかを語り尽くしてもキリがないので、にじさんじが一期生しかいなかった頃からVファンやってた比較的古参勢として、推しの引退との向き合い方についてつらつら書いていこうと思います。  なにせ私、にじさんじでもSEEDs・ゲーマーズ・その後順次組を見送り、さらにあにまーれ・ハニスト・ホロライブ・どっとライブアイドル部、ゲーム部とロング

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          Kindleセルフ出版やってみた!

           セルフ出版やってみました。  結論から言いますと原稿用意するほうが大変でした……!(当たり前  自分の文章作品をKindleで販売してくれるKindle Direct Publishing、略称KDP。興味あった人もたくさんいるかと存じます。  私もやってみるかぁ、と手を付けました。コンセプトに沿って既作をいくつか揃えればまぁよかろ。 第一の関門――心の校正さん いやなんでやねん。  電子書籍とはいえ、一冊にまとめるならなるべくいい加減なことは減らそう! と心の校正さん

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          キャラをどう配置する? キャラクター関係性構築フレームワーク

           キャラの立った登場人物を何人も立たせて掛け合いの妙味を楽しむ……というのは昨今のスタンダードになりつつあります。  個性と個性をどのように配置すれば、互いの魅力を引き出せるような人間関係が生み出せるでしょうか?  私個人が自作した、まだブラッシュアップの途中にあるフレームワークをお伝えします。  といっても考え方そのものは凡庸ですけどね。 (同じものが既にあるかもしれませんが、少なくとも私は知りません……) キャラクター関係性構築フレームワーク めっちゃシンプルな図なん

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          想定読者の何某

           想定読者は大事だと聞きますけど、つまり何したらいいのかよくわかんなくないですか?  私はそうでした。  私が調べたり考えたりしたことをまとめます。  結論から簡単に申しますと、「読者は俺が決める」「決めた読者にはぶっ刺しに行く」という作業になります。 読者は俺が決める  想定読者=読者に媚びること、と想像してはいませんか?  実態は真逆です。  書きたくないものを書いて心が折れてエターナル打ち切りブリザードしては本末転倒。  なので、まず書きたいものは自分優先で決めます

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          優しい葛藤の描き方

           人は選択を強いられています。  だからこそ、主人公に迫られる選択は読者にとって他人事ではありません。その葛藤は読者を容易に感情移入へと導くでしょう。  ただし。  感情移入するからこそ、葛藤は負荷が高いです。  答えの見えない状況は「ストレス展開」と呼ばれ、現代の疲れた読者は「せめて読書の間くらい快刀乱麻を断つ明朗快活な人生の時間をくれよ」と叫びブラウザバックを選択します。 (注)そうでない人もいます。  葛藤は物語を面白くするスパイスです。  美味しいところを上手に取

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          小説を今すぐ面白くする三要素

           ぇえ!? そんな便利なものがあるんですか?  あります。  私の研究によると、インスタントに面白さを出してくれるのは次の三つです。 「渇望」 「葛藤」 「ギャップ」  順に見ていきましょう。 渇望 主人公に強いモチベーションを持たせること。  特に渇望──足りないものを取り戻す(手に入れる)ことは、物語の軸としてとても優れています。  目的・行動・結果が明白になるからですね。ただ過程をなぞって書くだけでも自然と物語になります。  また終着点へ向かう強いモチベーションを

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          小説を書く前に押さえておきたい「小説」の強み

           ときどき確認しているのは「小説」という媒体を選択する意味がちゃんとあるのか? ってことです。  だってシンプルな話、自分が作っているものが「読みにくいマンガ」「動かない映画」でしかなかったら、あえて小説で読む理由がありません。  せっかく準備したネタ、最大限の魅力を発揮できるように適した表現媒体を選択するべきです。  媒体ごとに得意不得意があります。  そうして選ばれた結果の小説であるならば──きっと病みつきになるような魅力を放つことでしょう。  小説でなければ決して味わ

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