【生きた証】母が私に遺してくれたのは、文章を書く才能だった
母はマメな人だった。
毎晩、私と弟についての日記をノート1ページずつ書いていたのを覚えている。
その日記は今もこの先も私の宝物だ。
当時3歳ごろの私も母のそんな姿に憧れて、早く文字を書きたいと思っていた。
母の肺がん発覚2008年9月、母の肺がんが発覚した。
ずっと変な咳をしていて、父や私は病院に行くことを勧めていた。
しかし、母は「私は健康だけが取り柄だから!病院嫌い〜行きたくない〜」と言ってなかなか行きませんでした。
母は多分、その時既にステージ4。
半年後に亡くなりま