Luca

ユニークな話を描くために生まれて来ました。

Luca

ユニークな話を描くために生まれて来ました。

マガジン

  • 社宅の犬

    夏菜子は犬が大嫌いだった。夏菜子の父は転勤族。ある日、引っ越しした社宅に、前の住人が犬を置き去りにしていた。思わず逃げ出す夏菜子を、犬が追いかけて来た。

  • ショートストーリー

    「愛」がテーマのストーリー。経験した仕事や訪れた場所から、頭に浮かんだことを、文字に起こしました。家族愛、夫婦愛、様々な愛がありますが、愛はいつの時代も、誰もが胸に抱く大切な想いですね。

  • 私の深層日記

    人があまり意識しないことや、発見したこと

最近の記事

忠臣蔵 外伝 『元禄兄弟』

時は江戸、 新六は、父母と兄の四人で暮らすも、その生活は苦しく、 幼き頃、里子に出された。 だが、養父母との折り合いが悪く、喧嘩を重ねては実家へ連れ戻された。 そのため、幾度も里親が変わった。 新六は、生まれながらにして、三日後が予知できる不思議な力を持っていた。 人前では使うなと、父から止められていたので、新六はそれを守った。 成長した新六は、能力を存分に使い、殿様の重臣にまで出世を成し遂げた。 ある時、敵の攻略を予言した新六は、見事に敵を討ち取り、主君より城を与えら

    • カバラ数秘の44を持つ人

      カバラ数秘は占いではなく数秘術です。 生まれ持つ数字には、その人の個性が実によく表れています。 その中で、マスターナンバーをお持ちの方がいます。 カバラのマスターナンバーには、11, 22, 33,が存在しますが、 稀に44を持つ人もいます。 44を持つ人は、才能溢れる、大きなパワーの持ち主です。 精神力も体力も優れており、カリスマ性があります。 その反面、リスクやプレッシャーも多く、常に悩みを抱えていることでしょう。 人との縁もあり、男女問わず、自ずと人を引き寄せます。

      • エリザベス2世の紫微斗数

        出生名  エリザベス・アレクサンドラ・メアリー・ウィンザー 敬意と追悼の意を込めて エリザベス女王は、1952年から2022年までの70年間、イギリスの女王として君臨し、英国王として在位した世界史上最も長寿の女性元首でした。 紫微斗数の主星は武曲星と七殺星、共に武将の星です。勇ましく、厳格な雰囲気を漂わせる星です。かなりの負けず嫌いで、白黒明確でないと気が済みません。側に天姚星がいるので、可愛らしさがあり、強い部分を和らげてくれます。 そして、反対側の宮には、天府星が

        • カバラ数秘で見た戸田奈津子さんと    トム・クルーズさんの関係性

          戸田奈津子さんは1936年7月3日、福岡県で誕生しました。 何と驚いたことに、トム・クルーズさんと同じお誕生日なんですね! トムさんからは、毎年、お花が届くそうですが、今年はエルメスのスカーフも 一緒に届いたそうです。 戸田さんのカバラ数秘は 11 彼女はマスターナンバーの持ち主です。この数字を持つ人は、人がやらないような偉業を、成し遂げることが出来るのです。高度なアンテナを張り巡らせて、いつも新しい情報を手に入れたがるのです。そして、偶然のシンクロも多い。自分は人とは少

        忠臣蔵 外伝 『元禄兄弟』

        • カバラ数秘の44を持つ人

        • エリザベス2世の紫微斗数

        • カバラ数秘で見た戸田奈津子さんと    トム・クルーズさんの関係性

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        • 社宅の犬
          1本
        • ショートストーリー
          3本
        • 私の深層日記
          3本

        記事

          トム・クルーズさんのカバラ数秘

          『トップガンマーヴェリック』を見て来ました。  日本語訳は戸田奈津子さんです。 言わずと知れたトップガンは、1986年(昭和61年)5月にアメリカ、 12月に日本で公開された超大作です。 アメリカ海軍パイロットのエリート養成学校、通称“トップガン”に所属する エースパイロット候補生の、挫折と栄光の日々を描いた物語で、 大ヒットを記録しました。 戦闘機アクションの映像美や、今でも耳に残る音楽、 KawasakiのニンジャことGPZ900Rのバイク、 レイバンのサング

          トム・クルーズさんのカバラ数秘

          カバラ数秘 6を持つ人

          カバラの6は 愛を意味します。 6を持つ人は 愛を持って生まれてきたのです。 その人は 社会に奉仕できる人です。 とても責任感が強く 自分に正直な人です。 完璧主義なところもあり 責任を感じ過ぎるところも あるようです。 6を持つ人は ボランタリー精神が旺盛です。 無条件の愛を 注ぐことができるのです。 人を教育することも得意です。 6は、人にたとえると 母です。 母なる大地 母国 人は 母から生まれます。 母は、大いなる愛を子に注ぎます。 子は母を敬い

          カバラ数秘 6を持つ人

          家康の数秘と隠居後の楽しみ

          戦国大名をカバラ数秘で見てみました。 一番見たかったのは石田三成なのですが、 生誕日不明のため、 徳川家康を見てみました。 家康は、 実は大の薬オタクだったのをご存知ですか? 晩年にハマっていたのが、 薬作りなんです。 徳川葵ブランドの特効薬を 幾つも作っていたのです。 風邪薬や、 精力剤まで作っていたそうです。 家康が亡くなる前の、 側室の年齢は20歳だったとか@@。 驚きですね。 そして、この薬、 側室や家臣には与えなかったのです。 孫の家光が病の折、

          家康の数秘と隠居後の楽しみ

          神さまのジャンプ

          むかしむかし、そのむかし、神様は人間と同じ大地で暮らしていました。 神様は1日のほとんどを眠って過ごしました。 神様の起きている時間はとても短くて、せっかく人々がお参りに訪れても、 願い事を聞いてもらえずにいたのです。 やがて、国は乱れ、戦が起こりました。 「騒がしいのは嫌じゃ」 神様は、おうちごとジャンプして、お山へ引っ越しました。 「ここなら静かに過ごせるじゃろう」 神様は安心して、来る日も来る日も眠っていました。 人々は、いなくなった神様を必死に探しました。

          神さまのジャンプ

          社宅の犬

          私がまだ小学生の頃、 父の会社の社宅に住んでいたことがある。 父は転勤族で、私が小学校へ入ってから、これで三度目の引越しだった。 住む家も、学校も、友達も、何度も変わっていくうちに、いつしか私は友達を作らなくなっていった。 社宅は、多摩川にほど近い場所にあった。 「着いたぞ!」 父の運転する車が、新しい社宅へ到着した。 私は黙って車から降りると、父の後に着いて行った。 今度の部屋は5階で、しかも階段だった。 毎日、5階まで上がったり降りたりするのかと考えただけで、うん

          社宅の犬

          デヤマン 〜金剛石〜

          むかしむかし、江戸の日本橋で、 平賀源内さんが、珍しい石の展示会を行いました。 その石は、デヤマンといって、それはそれは美しく光り輝く青い石で、 見るもの誰をも、虜にしました。 デヤマンは、源内さんがオランダの商人から 3日間の期限つきで借りてきました。 展示会は大盛況。デヤマンの評判は、人から人へと、どんどん広がり、 沢山の人が展示会へつめかけました。 デヤマンを見に来たお客さんの中に、 六角とゆかりという泥棒の夫婦がいました。 二人はデヤマンを見て、すっかり心を奪わ

          デヤマン 〜金剛石〜

          日本の闘牛と勢子

          日本の闘牛には、勢子(せこ)と呼ばれる闘牛士がいる。 勢子は牛に寄り添い、励まし、嗾けて、闘牛を勝利へと導く介添人。 現在、日本で闘牛を行っているのは、 岩手、新潟、島根、愛媛、鹿児島、沖縄の6県だけ。 中でも、愛媛県宇和島市の闘牛は迫力満点の一番勝負が見られる。 体重が1トンもの闘牛に、勢子がぴったり寄り添い、共に闘う姿は釘付けになる。 牛と牛が本能のままに角を突き合わせる闘牛は、 同じ格付け同士の牛が闘う、実にフェアな勝負だ。 闘牛は日本の伝統文化。 その歴史は

          日本の闘牛と勢子

          猫が愛される理由

          古代エジプトの時代からファラオにも愛されてきた猫は、 いつの時代も人間の身近な存在として親しまれている。 猫は自分が猫である意味を本能で知っている。 猫は置かれた環境で、自分の意思をいろんな形で外へ向ける。 飼い猫ならば、主人に愛くるしい表情を向けてくれるし、 野良猫は警戒心を剥き出しにする。 人間は年齢を重ねると、自分を若く見せようとするけれど、 猫ってどうなんだろう? 猫も自分を若く見せようとするのかな? 若作りして可愛く見せて、主人に長く愛されようと思うのかな?

          猫が愛される理由

          「つわものどもの夢のあと」

          すべてはここから始まった 愛媛県愛南町にある高茂岬を訪れたとき、私はこの立看板に釘付けになっていた。ここに海軍の秘密基地があったことなど、地元の人でさえ誰も知らなかったのだ。こうして誰かが伝え、教えてくれなければ、当然私たちは知る由もない。 戦時中、ここに衛所があり、ここでこの海を守ってくれた兵士たちがいて、美しい海には、恐ろしい機雷が敷き詰められていたことなど、今となっては夢のような世界だ。 断崖を見つめていると、大勢の兵士が私に向かって敬礼をしているのが見えた。 そ

          「つわものどもの夢のあと」