#51【大きな悩みがなくなった、その先に…】

何となく、この流行病の事で自然とネガティブな方に気持ちが持っていかれがちだった今日この頃だった気がします。

それを断ち切るような話題を探していたんですが、いつも通り職場であるデイサービスにありました。

デイサービスに通うある80代女子の話。

とても品のいい、言葉使いもとても丁寧なその人は、腰椎を骨折、入院加療後、退院した時にうちのデイサービスの利用を開始しました。それがもう数年前の事。

それから約1年、骨を強くするという注射をしながら、保存的に治療を続けてきたものの効果は芳しくなく、その後、外科的治療…つまり手術をされて、半年ほど経つ今、その人の利用日には、笑い声が高らかと響いています。

利用開始当初…見せてもらった画像データ。これでよく今の生活ができるなぁと、ケアマネさんは、ヘルパーをはじめとする色んなサービスの導入を提案していたと思いますが、ハッキリとした答えを仰らないその人を見て、私は理解ができませんでした。

主治医の診察日には、「先生の仰る事に…」「先生はこのまま保存療法を…」と、ご自分の状態が、明らかに良くなっていかない現状、他の方法を考えてもいい気がする今なのに、答えはどんどんと先送られ、そのまま1年が経ったのです。

この人の言っている事を聞いていると、少しイライラもしていましたし、その状態でできるリハビリは限られていましたが、それをやるとあそこが痛くなった、ここが痛くなった…っと、一時はリハビリやんなければいいのに…と思った程でした。

その頃は、ホワーっとして、フワーッとしているその人は、はっきりモノを言わない優柔不断な人だと思っていました。

もちろんそれを否定しているわけではないけど、その体で家事も何とかやっているというので、うちに週2回来る時には疲れていた。だから、ご自分の体をもう少し労ってあげて欲しかったのです。

痛みがある中で、それまでに家事をやらないと…という風になるのは、何なのかと聞いたりしていくと、ご家族…お子さんの事がネックだったようです。お子さんだと言っても、50〜60代くらいなのかなぁ〜と思いますが。

その人が、術後デイサービスを再開され、多少の痛みはあるもののT字杖で何とか歩いて帰ってきた時は安堵しました。と同時に、無理しないといいなぁとも。

今は、かなり前傾していた上体は起きて、姿勢が改善してきています。痛みが安定でしている分、気分も安定して、もともと穏やかの人が、とてもリラックスして過ごしているように見えます。

そして、好きな事にも目が向いて、ヒマな時間がある時は編み物をしたりしています。

長年やっていたコーラスの話も楽しそうにしているその人は、すごく笑うようになり、私の事を「笑い上戸よね〜つられちゃうのよ〜」と笑っています。

「オホホホホホホォー♪」

手術を決断した事で、この人の大きな悩みが一つ改善され、穏やかにニコニコとハッキリとモノを言う
元々のその人が顔を覗かせ、私たちも一緒に大笑いする事が増えて、本当によかったと思っています。

カラダの悩み、ココロの悩み、その他色々な悩みがあると、本当のその人は隠れてしまうんだと思うので、それが少しでも改善するサポートがこれからもできたらいいなぁと思います。

さぁ、桜が満開ですね〜🌸お花見したいですね。

今年はどうでしょうね〜♪

では、今日はそんなところで。

るぅ先生でした♪

明日もステキな時間をお過ごしください♪

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