「今の組織で働き続ける」は正しいのか?
医療機関で病院事務長として医療経営に携わりながら、鶴喰キャリアコンサルタント事務所として個人事業も行なっている鶴喰です。
組織で働いていると「周りより自分の方が頑張っているのに評価されない」という声は頻繁に起こります。
頑張っていると自負している内容は業務量、難易度、質等さまざまでしょう。また評価されない要因は、良いとこどりをする上司がいるのかもしれない。幹部の理解が得られないのかもしれない。
気持ちはとても分かります。
でも、自分の頑張りを理解してくれない周囲にのみ責任を追求するのではなく、"次に踏み出せない自分"にも目を向ける必要はあります。
他責ではなく自責。
また、上記発言をする人の多くは
"今の組織で働き続ける前提"で物事を考えているからより苦しくなります。
”今後も今の組織で働き続けるから”という前置きの言葉が付いてまわっている状態。
「”今後も今の組織で働き続けるから”今の組織で頑張っていると認められたい」
「”今後も今の組織で働き続けるから”役職・地位を上げたい」というように。
だからこそ意識的に
今の組織は次の"ステップアップ"
次の目標の"通過点"と認識することはとても大切。
それだけで気持ちは随分軽くなります。
(少なくとも次の目標やゴールがあることは前提)
「自分の目指すべきゴールのプロセスとして、未来から今を見ること」
周りと比較した自分ではなく、
未来の自分との比較で仕事に取り組むこと。
今は認めてくれる人がいなくても
必ず認めてくれる人は現れます。
その認めてくれる人の一人が未来の自分。
まずは自分の成長にフォーカスしましょう。
自分に集中、自分の未来に集中。
周りに求めず自分に求め、
未来を見据え、
執着を手放せば、
少しずつ人生は動き出す。
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