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日本の歩き方〜日本縦断徒歩の旅〜

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#徒歩旅

曲がりくねった道の先に 日本の歩き方#54京都府舞鶴→宮津

曲がりくねった道の先に 日本の歩き方#54京都府舞鶴→宮津

朝5:30、道の駅舞鶴港とれとれセンターで起床。車中泊組みが多かったが、時期的にテントを張る旅人は誰一人としていなかった。近くにコンビニ、コメダ珈琲、銭湯がある素晴らしい道の駅だった。

深夜まで深谷で農業をやってるおっちゃんとベンチで飲み語らっていたから、寝足りない。

出荷後は暇になるので毎年1ヶ月くらいかけて、日本中を旅してるらしい。

そんな人もいるんだな。

「やってみたいことを

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愛されていることに、ちゃんと気づいていることをいつか詩にしよう。日本の歩き方#53福井県おおい町→京都府舞鶴市

愛されていることに、ちゃんと気づいていることをいつか詩にしよう。日本の歩き方#53福井県おおい町→京都府舞鶴市

福井県おおい町→京都府舞鶴市
歩行距離 33km
総歩行距離 1680km

皆さん、ご両親に感謝の気持ちを伝えてますか?

大学生活、一人暮らしの人は両親となかなか会話もしないでしょう。飲み会オール、サークルで忙しくて徹夜など、ハードモード大学生活は、なかなか親に会えてないのかもしれないですね。

今日は、そんな忙しい大学生、そしてその親御さんに読んでもらいたい内容です。長くなりますが、何

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少年時代 日本の歩き方#48石川県加賀市→福井県福井市

少年時代 日本の歩き方#48石川県加賀市→福井県福井市

日本縦断徒歩の旅48日目。

加賀温泉にある漫画喫茶で起床

昨晩から続く雨を思うと、屋根と壁があるだけありがたい。

幼い頃、親父がよく言っていた。「雨の音を聞きながら布団に入ると安心する。ちゃんと屋根と壁に守られてるって思えるから」

どんなホームレス生活を送っていたんだよと思ったが、今ならわかる。

当たり前の生活にどれだけ命が守られてるんだってことに。

今日のルートはこちらだ

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夢が途切れる恐怖。日本の歩き方#46.47石川県金沢市→加賀温泉

夢が途切れる恐怖。日本の歩き方#46.47石川県金沢市→加賀温泉

日本縦断46日目。

金沢東急ホテルで起床。

夕飯から、朝飯まで心から癒された。

教養深い方しか訪れないのか、読めない。

苺の食前酒だと。聞いたことない...

ある方がこのホテルを用意してくれていたからこそ、贅沢な時間を過ごさせてもらった。

相方がカロリーメイトの中豪勢な朝ごはん

この方については、旅が終わった頃に書き記させていただきたい。

46日目は休んで金沢を観光した。

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色褪せる前に。日本縦断徒歩の旅#46富山県砺波→石川県金沢市

色褪せる前に。日本縦断徒歩の旅#46富山県砺波→石川県金沢市

きっと、今起きている思い出の数々は、忘れられていく。一部か全部かはまだわからない。

一部を覚えていたとしても、記憶の中では色褪せていくだろう。こればかりはどうしようもない。

大いなる河のように時は流れ、戻るすべもない。

だが、思い出を美化することはプライドが許さない。

そんな dirty old manにはなりたくはないと思っているからだと思う。

今の自分ができることは、念願叶

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日本の歩き方#45富山市→砺波市(となみ)

日本の歩き方#45富山市→砺波市(となみ)

6:30.富山駅付近のホテルにてゆっくり起床。

温泉旅館のため、朝風呂につかる。そして、いくらかけ放題の朝食を食べている。

極楽浄土か?ここは。

なぜこんな展開になったのか。

ある人からの連絡が突然あったからだ。

「これから歩きに行ってもいい?」

そう連絡をくれたのは、自分が昨年代表を務めていた早稲田大学男祭り実行委員会という団体で応援してくれた人だった。

その団体は、赤

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日本の歩き方#44入善町→富山市

日本の歩き方#44入善町→富山市

日本縦断徒歩の旅44日目

今後のルートを検討していたら23時になってしまったが、4:30にスッキリ起床。

東京にいると不眠症のため酒がないと寝れない俺だが、旅中はスーッと眠りに堕ち、ズゴーン!と爽快に目覚める。

朝焼けを待ちながら海を眺め、煙草に火をつける。朝が好きだったんだな、俺。

富山県入善町は、海と山に囲まれ、その間に壮大な田園風景が広がる、しかもこのキャンプ場は、無料でさら

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日本の歩き方#43新潟県糸魚川市→富山県入善町

日本の歩き方#43新潟県糸魚川市→富山県入善町

徒歩日本縦断43日目

朝4:30起床。こんなに早いのは北海道から恐れていた地、親不知を早く抜けたかったからだ。

親不知はどんな場所なのか?それは親不知の名前の由来から見いていこう。

もちろん、今の道はトンネルもあり、断崖絶壁で落ちそうになるくらい大変な通りではない。

しかし、20kmに渡って断続的に続くトンネルはリヤカー付きの歩きニストとしては大変な道だ。

加えて、歩道の

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