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生産性を向上し続けられるようにする【UWSC】

誰もが無料でPC自動化を始め、生産性を向上し続けられるようにする【UWSC】」に関わる記事を読んでくださった方、Windows の作業を自動化するフリーソフトである UWSC を活用し、経済効果を出すプログラムを生みだすことができたでしょうか。
1.UWSCを準備する
2.画面を分析できるようにする
3.会社の許可を得る(その間に練習する)
4.プログラム構成を検討する
5.自動化対象を検討する
6.実際に運用する

楽しんで、続けて欲しい
最初のひとつだけの経済効果は少ないかもしれません。でも続けることで経済効果は積み重なっていきます。これは、間違いありません。もう皆さんは仲間だと勝手に思っています。一緒にやっていきましょう。

でも困ってしまうこともあるでしょう
人によって状況が変わるため未来を予測することはできませんが、やり続けた場合、困った事態に遭遇することは想像できます。「あらかじめ知っておくことで、被ダメージを少なくし続けやすくなればいいな」と思うことを書いておきます。


何を言っているかわからない
相手の方は普通に話をしてくれるのですが、職場で固有の略語などを使用されるような場合です。相手の方は、それが職場で固有の略語で意味が伝わっていないということを理解できていません。「わからない言葉がある」ことを伝えて慌てずに対処して欲しいです。

きちんと説明できていない
相手の方は普通に話をしてくれるのですが、内容はきちんと整理できてないような場合です。相手の方は、内容が伝わっていないということを理解できていません。「こういうことでしょうか」理解できた内容を相手に伝えることで誤認を防いで欲しいです。

資料がドッサリ
相手の方が分厚い資料をくださるような場合です。このような場合の多くは、「手順」と「操作」を混在させたような状態の場合が多いです。根気のいる作業になってしまいますが、「手順」なのか「操作」なのかを基準に文章を分解していくとよいかもしれません。

資料がこない
相手の方も仕事をしています。忙しいのか忘れているのかあなたには知ることができませんのでストレスを感じてしまうかもしれません。期限などから判断して、督促するか、放っておくかを決めるとよいと思います。

資料がわかりづらい
たまに、「本当にこの資料を参考に業務をやってるの?」と聞きたいぐらいわかりにくい資料を渡されたりします。この場合も「手順」なのか「操作」なのかを基準に文章を分解していくとよいかもしれません。

伝えモレがある
相手の方にとっては普段の仕事ですから、「呼吸をするように」当たり前に処理する部分が伝えモレになるケースが多いです。具体的には、処理の冒頭や特定の項目で稀にダイアログが出る。処理を確定させるときや中断させるときに2段階でダイアログが出るなど。「ダイアログが表示されるところはありますか」と聞いてしまうとロスが少なくなるかもしれません。

突発的な事態が発生する
稀に突発的な事態が発生することがあります。何千回、何万回といった処理を期限までに消化しなければならないが、「人がやっては間に合わない」とか「リソースの用意が間に合わない」といった場合です。期限と処理件数を確認したら、プログラムを作って、デバッグします。テスト的に10件処理して平均処理時間を算出します。処理件数と平均処理時間から総処理時間を算出、期限に間に合うように空いてる端末台数を確保して、並行処理します。(エクセルのデータにキー項目がリスト化されてる場合、開始行、終了行を指定できるプログラムにしておくと並行処理の管理がとても楽になります。元データのまま行数だけ振り分ければよくなるため、データを分ける等の作業が不要になるからです)慌てず、ひとつずつ対処して欲しいです。

稀に安定しないことがある
数百件、数千件といった処理を自動でさせていると稀にきちんと処理されてないケースがあるという事態が発生するかもしれません。ネットワークやシステムからのレスポンスの遅延等の原因が考えられます。「4.プログラム構成を検討する」でも書きましたが、待機処理(処理前:準備が整ったことを確認)や待機処理(処理後:処理の完了したことを確認)が必要になります。待機処理を上手く設定することができると遅延時でも確実に待機してくれますし、完了後も無駄な待ち時間がなく安定して高速に動作させられるようになります。待機処理を研究してみてください。※例はタイトルの出現を待機

REPEAT
SLEEP(0.03)
UNTIL pos(タイトル,STATUS(GETID(GET_ACTIVE_WIN),ST_TITLE))>0

稀に入力モレがある
入力系の処理は正確性が求められるため、取得値が入力値と一致するまでリトライさせるようにするとよいかもしれません。※例は入力の完了を確認

REPEAT
sendstr(id,入力値,n,TRUE)
UNTIL getstr(id,n,STR_EDIT)=入力値

分析にやたらと時間が掛かる画面がある
WEBブラウザを利用する画面にありがちなのですが、要素数が多すぎるのが原因です。分析したい内容を絞れるのであれば、調べたい要素を限定して調べるプログラムを自作してしまうのがよいと思います。

押せないボタン
「押せないな…このボタン…」なぜか押せないとなった場合、まず2つチェックしてください。同名のボタンが他にないか。マウスオーバーが必須になってないかです。

実行中に寝ちゃう
マクロの実行中にスクリーンセーバーに移行してしまう場合、会社に許可をとる必要がありますが、PowerToys をインストールし「Awake」の機能を有効にしてください。私の環境では全く寝ないようになりました。(あなたが寝てしまう場合は…)

思い出したら、追記していきます

誰もが無料でWindows自動化を始め、生産性を向上し続けられるようにする

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