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誰もが無料でWindows自動化を始め、生産性を向上し続けられるようにする【UWSC】

はじめに
普通の会社員がネットの情報のみをたよりに独学で始めた生産性向上への取り組み。Windows の作業を自動化するフリーソフトである UWSC を知らなかった私ですが、現在も活用し続け年間約300万円の経済効果を出すプログラムが複数運用されています。「UWSC」を検索してください。多くの方が使ってきた歴史とたくさんの情報があることがわかります。無料で始められ、Windows の作業を自動化するスキルが学べ、経済効果も出せるのでリスクも少なく費用対効果も抜群だと思います。一緒に働くメンバーも作るのは学び始めたばかりです。興味のある方はこの機会に始めてください。仲間を増やしたいし、進め方も共有できます。今後、日本で同じような取り組みが増えた場合、どうなるのか。日本を変えられるのか!? 進め方は案内しますので、一緒にやっていきましょう。


1.UWSCを準備する

(Windowsユーザーが対象です ※Windows 11 でも動いてます)

2.画面を分析できるようにする

「UWSCコードの断片生成器.uws」を入手する

3.会社の許可を得る(その間にプログラムを修正できるようにする)

情報システム部門に相談し、使用の許可を得る
(その間にプログラムを修正できるようにしましょう)

4.プログラム構成を検討する

  1. ガード条件(条件が整ってなければ実行できないようにするのが安全)

  2. 処理時間の計測(処理効率を知るために必要)

  3. 開始レコード、終了レコードの指定(融通が利く)

  4. 待機処理(処理前:準備が整ったことを確認)

  5. エラー処理(処理前:必要に応じて)

  6. 処理(実際の処理内容)

  7. エラー処理(処理前:必要に応じて)

  8. 待機処理(処理後:処理の完了したことを確認)

  9. 吹き出し(進捗をわかるようにする)

  10. メッセージボックス(完了時にメッセージを出す)

5.自動化対象を検討する(とりあえずやってみる)

  1. 稼働時間が長いもの(稼働日数×稼働時間×時給)

  2. 処理件数が多いもの

  3. とりあえずやってみるもの

自動化専用の端末1台を用意しフル稼働させた場合を仮定して、稼働日数240日/年、稼働時間12時間/日、時給1000円で算出すると年間で約300万円弱の経済効果を見込める
処理件数が多いだけなら自動化専用の端末1台で完了まで処理すればよいが、時間が限られている場合もある
そのような場合には単位時間当たりの処理件数から必要時間数を算出し、複数の端末で並行して処理することにより単位時間当たりの処理件数を増やすことが可能になる
まずは簡単なものからやってみる

6.実際に運用する

  1. 要件をヒアリングする

  2. パイロット版を作り、デバッグする

  3. テスト運用する

  4. 本番稼働する

要件が上手くヒアリングできなかったり、あるいはパイロット版の作成時に仕様を誤ったり、テスト運用時に仕様が追加になったりとここまでは反復作業になることも多い
最終的に納得のいく形に収束させてから、本番の運用に移行する


選択肢としてのUWSC

  1. 「商用利用は自己責任において可です。」となっているので、会社の許可さえ得れば使える

  2. ソフト自体は無料

  3. 開発されてからの期間が長いのでネット上に充分な情報がある

  4. 自分でやってみてダメなら、人に頼むという方法もある(ただし外注だと費用は掛かると思う)

  5. テスト的に運用した経験をもとに他のRPAツールを検討することもできる

よく検索するサイト

最後に

興味のある方はいろいろと調べて、試して、やってみてください。

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