4.プログラム構成を検討する【UWSC】
UWSCの準備ができ、画面の分析ができ、プログラムの修正ができています。何もないところからプログラムを作るのも大変でしょうから、目安としてWindowsでの自動化を会社でたくさん進めているうちに収束してきた基本的なプログラム構成についてのご紹介です。
有料部分は、誰でも調べればわかる内容です。
でもわからなかったり、面倒くさいという方向けです。
動かす、画面の分析、修正もできる。やりたいことを実現するための準備はできましたか?
次は「5.自動化対象を検討する(とりあえずやってみる)」です。
1.ガード条件(条件が整ってなければ実行できないようにするのが安全)
まず、条件が整ってなければ実行できないようにするのが安全です。
意図しない入力や削除、クリックなどの操作が何らかのデメリットを生じさせることは容易に想像がつくはずです。
具体的には、「Excel」が開いてなければ、「Excel が見つかりません」とメッセージを出して処理をキャンセルするような仕組みにします。そうすることで、実行時の前提条件をユーザーに伝えることができ覚えておく必要がなくなります。
//----------------------------------------------------------------------
//ガード条件(例)
//----------------------------------------------------------------------
GETALLWIN() //全ウィンドウ数の取得
FLAG=0
FOR i = 0 TO (LENGTH(ALL_WIN_ID) - 1)
IF pos("Excel",STATUS(ALL_WIN_ID[i],ST_TITLE))>0 then
FLAG=1
ENDIF
NEXT
IF FLAG=1 THEN
//MSGBOX("Excel が見つかりました") // 画面がない処理
PRINT "あり(例:何もしない)"
ELSE
MSGBOX("Excel が見つかりません") // 画面がない処理
PRINT "なし(例:メッセージボックスを表示)"
EXITEXIT //
ENDIF
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