見出し画像

<無料公開>Netflixの値上げから動画配信の現状について考える。

本記事は無料公開記事とさせていただいております。よろしければサポートいただけますと幸いです。また、有料マガジンも配信しておりますのでよろしくお願いいたします。


Netflixはオリジナルコンテンツの充実と競合他社と比較しても投資額が圧倒的である。アメリカでも値上げを昨年していたから日本でも値上げとなるのは時間の問題であったから既定路線ではある。ただ、日本でのサブスクリプション方式だと1000円を超える場合一気に課金ハードルが高くなる。
スタンダードプランの値段が1000円のハードルを越えてきたのは今後の日本での拡大路線に影響を与える可能性は否定できない。もちろん、コンテンツの質と量から考えると今までの金額が安すぎたともいえるのだろう。今回の値上げにより、auと組んだ料金プランへも影響が出てくるだろう。今年は値上げとならないが、来年は値上げが既定路線となっており、auだからというお得感まではない。
日本の動画配信事業各社は現在、dTVはdocomoの携帯電話契約との抱き合わせで契約をおこなっており、加入していること自体知らない人もいるのではないか。Amazonのプライムビデオもプライム会員の特典の一つであり、実際にプライムビデオの為に加入しているわけではない場合もあり得る。この利用実態のない契約者が数字を支えてるため、実態把握が正確ではないのも現状である。
今、動画コンテンツは既存作品の配信とオリジナル作品の配信を競いあっている状態であり、オリジナル作品を見るためには各社サービスに加入する必要があるまさにレッドオーシャンの市場。ただ、時間は有限であり、YouTubeなどの他の動画配信とも競う必要もある。その中でオリジナル作品をどう魅力を外部に発信するかが鍵。
ネットで1話は無料公開することは今も行われているが、それ以外にもYouTubeやAbemaTV、各社動画配信サービスでも1話をお互いに配信することやFODのコンテンツのようにテレビでも放送するなどして拡大していく必要があるのでは?と個人的には思う。


サポートいただきありがとうございます。サポートのおかげで今後の活動につなげていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。