サークル呂黒木

紙雑貨つくったり、絵を描いたりするけど、まずは雑談から。*週に2回ほど、夢日記や雑談を…

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紙雑貨つくったり、絵を描いたりするけど、まずは雑談から。*週に2回ほど、夢日記や雑談を掲載します。

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    2005年から書き溜めた、夜と昼にみる夢の記録をお裾分け。

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夢日記録♯000 夜と昼にみる夢を、これから。

d. 夜と昼に見る夢を、これから記載していこうと思う。 その導入として、今回は夢日記をつけることになったきっかけについて記しておく。 夢に映像が付いている人、付いていない人 「漫画とかで、夢にでてきた人と現実に会うみたいなシーンあるけど、夢ってそんなにはっきり見えなくない?」 「はっきり見えるときもあるよ」 えっ。 その友人によると、夢にも映像や声が付いているらしい。たまにモノクロだけど、とはいうものの。 これは、自分にはないものだった。夢は”誰が何をした”といった事象を

    • 雑談*その人の未来は

      作中の表現はフィクションであり、この世のすべてと関係ありません。 *o.w. 地面から湿気が立ち上り、あたりをじりじりと蒸している。 まだ日も低い位置とはいえ、Wの額には汗が滲んでいた。 つい先日梅雨が終わったばかりの中庭は、青々と緑が茂って目に眩しい。元気なのは良い事だけれど、その分雑草も跋扈しているのが厄介だった。土が硬くなる前に引き抜いて、それから庭木の手入れや鉢の植え替え作業をする。これで太陽の季節も乗り越えられるはずだ。 庭仕事がひと段落して、Wが中庭を見渡すと

      • 夢日記録♯053 同級生の顔がわからない

        ♯052はこちら d. 主人公:女子学生 カメラワーク:主人公視点 ・シーン1 学校に遅刻した。 駆け足で校舎に入る。主人公は高校の女子制服を着ている。廊下で同じ制服の子とすれ違い、まだセーフかな、と期待する。判断材料のチャイムが、まだ鳴ってないのか、もう鳴ったのか、判然としなかった。 白い廊下。増改築のせいで発生した中二階を経由して、同級生を探す。たしか移動教室だったはずだけど、どこだったっけ。どの部屋にもプレートはかかっておらず、一部屋ずつ後ろの扉から覗き込んで中を確

        • 雑談*存在の天秤の在処は己か世界か

          作中の表現はフィクションであり、この世のすべてと関係ありません。 *b.o. 窓の外には灼熱の太陽が照りつけているが、遮光カーテンと冷房のお陰で部屋の中は静けさを保っている。布団に深々と沈み込むBを、Oは睥睨していた。いや、呆れた眼差しというべきか。Bの右腕は三角巾で吊られている。目に見える外傷はその程度だが、Bの顔色は悪く、顔をあげるのも億劫な様子であった。どろり、と輪郭が揺らめいている。 「二度目の臨死体験はどうだったんだ?」 Oが声をかけると、Bははじめて相手の

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          雑談*「右の腹筋が足りていませんね」

          「右の腹筋」って単語を生まれてはじめて聞いて、しばらくツボってた。アンディとフランクに語りかけるほど、自分は筋肉を個別に認識できていないので。 n. 右腕を痛めてそろそろ4ヶ月になる。 諸事情により右肩甲骨をぎっくりと言わせてしまい、ぎっくりは2週間くらいで落ち着いたものの、右肩から右腕にかけて重い、だるい、痺れる、指先がきゅぅとひきつってはじわりと血流が流れるような感覚がはしる、酷い時には布団に手を付けずに起き上がるのが億劫な日もあるほど。 しかしそれはずっと続いている

          雑談*「右の腹筋が足りていませんね」

          夢日記録♯052 修行の最終試練で山籠もり

          ♯051はこちら d. カメラワーク:第三者視点。特定の主人公は感じられない。 ・シーン1 「修行の最終試練だ」 そう伝えられて、男女四名が山の中に入る。忍者のような風体のように感じられる。身軽な者はすいすいと、ガタイの良い者は豪快に藪を突き進む。やがて一行は崖っぷちにでる。崖は正方形の盆地を取り囲み、そびえたつ岩とその周りの青々とした森のコントラストが目に飛び込む。盆地の地面は遠いはずなのにひときわ白く、遠近感が狂う心地。 「この淵で、我々は我々のみで過ごさなければなら

          夢日記録♯052 修行の最終試練で山籠もり

          活動報告*オンラインイベント「紙本祭」第一回に参加しました

          *m こんにちは。サークル呂黒木の水丘コータです。 先日開催された、オンラインイベント「紙本祭」第一回に参加しました。 レポというほどではないけれど、「参加してよかったなあ」と思ったので、軽く記録します。 ・感謝オンラインイベントという手段を提供されているpictSQUAREさま、そこで紙本祭という素敵なイベント開催とnoteでの丁寧な補助をしてくださった主催者さま、本当にありがとうございます!おかげで楽しい時間を過ごすことができました。 そしてお立ち寄りくださったり、声

          活動報告*オンラインイベント「紙本祭」第一回に参加しました

          夢日記録♯051 隣人に毛布を奪われる

          ♯050はこちら d. ・シーン1 ベッドで寝ている。 隣で寝ている人が毛布を巻き取っていってしまって、自分の上はすっかり空間が広がってしまった。寒くて目が覚めたようだ。 でもなあ、こいつから毛布を取り返すのは難しそうだし…しっかりと体に巻きつけてしまっていて…動かしたら起こしてしまうかもしれない…。かといって、押入れまで別の毛布を取りに行くのも面倒だ。 壁と隣人の間でなるべくぴったりと接地面を確保して、熱を保持する。 うとうと。 というあたりで目が覚めた。 * ・

          夢日記録♯051 隣人に毛布を奪われる

          夢日記録♯050 非実在存在に反撃

          ♯049はこちら d. 主人公:不明 カメラワーク:主人公視点 ・シーン1 「本来そこにいないはずのもの」がうようよしている。不愉快な言葉をささやきかけているのに腹を立てて、主人公は思わず折りたたみ椅子を振り回す。シャアンという涼やかな音と共に、ガラスの破片が降りしきる。 そういえば、洗濯物を取り込んでいるところだった。 主人公の視界がはっと開けて、ベランダぎわの窓辺の風景が映る。白いカーテンのかかったフローリングの部屋。窓の外の時間や天気はよくわからない。家族が驚いて部

          夢日記録♯050 非実在存在に反撃

          夢日記録♯049 ゲーム大会前夜に一夜漬け

          ♯048はこちら d. 主人公:リアルに近い。大学生。 カメラワーク:第三者視点 ・シーン1 ゲーム合宿(大会準備みたいなもの)の参加権の懸賞が当たったらしい。友人L、友人Rとの3人チームの数合わせで応募したものの、まさか当たるとは思っていなくて、ソフトどころかハードも所有していなかった。慌ててメンバーと大会の方に確認をとる。ハードは大会側から貸与され、ゲームは無線共有で友人たちと一緒にプレイできることになって一安心する。 友人たちは例えるなら、キルアとゴンって感じの性格

          夢日記録♯049 ゲーム大会前夜に一夜漬け

          夢日記録♯048 被験者対研究者の追いかけっこ

          ♯047はこちら d. 主人公:被験体の女と、研究者の男。 カメラワーク:一人称から三人称まで切り替わる。 ・シーン1 病院のような雰囲気の研究施設が舞台となっている。 集められた"被験体"の男女が、一室に集められている。年齢は10才頃から20才頃まで。7名ほどだろうか。部屋はガラスで仕切られており、片側に被験体、もう片側には、彼らを推薦した研究者たちが存在している。 被験体たちはお互い初対面だし、緊張した面持ちで居心地悪そうにしている。みんな似たような、検査着のようなグ

          夢日記録♯048 被験者対研究者の追いかけっこ

          雑談*憧れの人に年齢が近づいていく

          作中の表現はフィクションであり、この世のすべてと関係ありません。 *b.w. ふと日が陰ったので空を見上げると、もくもくと夏らしい雲が頭上を通り過ぎていた。じゃわじゃわと耳に飛び込むのはひっきりなしの蝉の声。青々と茂る緑の匂いは、土いじりのおかげで香りを増していた。生命力の主張が、Wの五感から伝わってくる。背後から軽い足音が近づいてきていた。 「あれ、W先生。外にいるなんて珍しいね」 「たまにはね。とはいえ、もうすこし日が落ちてからにすれば良かったと思っている処ですよ。

          雑談*憧れの人に年齢が近づいていく

          夢日記録♯047 学食ビュッフェで指令書を渡される

          ♯046はこちら d. 主人公:不明。多分大学生 カメラワーク:主人公視点 ・シーン1 広々とした食堂。丸いテーブルに、白いクロスがかかっている。ビュッフェ型で、めいめいがプレートを手に歩き回っていた。客層は若い女性が多い、学食のような印象を受ける。 一人席は埋まっているので、主人公は入り口近くで相席することになる。グラスにつがれたピンク色の飲み物を2種類、テーブルに持っていく。先客は左側の席に座っていた。 「相席、失礼してごめんなさいね」 「いえ、大丈夫です」 友人のK

          夢日記録♯047 学食ビュッフェで指令書を渡される

          夢日記録♯046 美しい人形のような妹

          ♯045はこちら d. 主人公:若い男性。妹がいる。 カメラワーク:主人公視点 ・シーン1 妹がベッドに横たわっている。眠っているかのようだ。動いたり喋ったりしたらどんな様子だろう、と想像するが、今はそれをかなえることができない。 妹は人形になってしまった。 白い体に、白いレース生地をまとっている。棺のような黒い黒い箱の中に、白い柔らかい布をシーツにして、彼女は眠り続ける。 見飽きることがないほど、造形が整っている。 というあたりで目が覚めた。 * ・白と黒のコン

          夢日記録♯046 美しい人形のような妹

          夢日記録♯045 仲違いチームで任務へGO

          ♯044はこちら d. 主人公:工作員っぽい カメラワーク:風景だけビジュアルが見える。主人公視点? ・シーン1 三人一人で任務を負ってここまで来たようだ。リーダー格が指示を出していたが、時々意見が食い違い、そして任務がうまく行かないこともあった。 「だから言ったのに!」などと声があがる。「いざこざしてる場合じゃないでしょ」「いつもゴリ押しばっかりじゃリスクが高いんだよ」「迷ってる時間の方が惜しい」言い争いながらも、任務の現場までたどり着いてしまった。 ・シーン2 青い

          夢日記録♯045 仲違いチームで任務へGO

          夢日記録♯044 友人を励ましに魔法具で飛んでいく

          ♯043はこちら 主人公:リアルと同名だがキャラは異なる。女性。 カメラワーク:第三者視点 ・シーン1 5月3日の水曜日。大学の春休み中、主人公はネット監視員をしている。学校の端末が変なアクセスをしていないか、自宅からリアルタイムで解析するのだ。違反端末の通知がくるから常に画面を見る必要はないが、シフト制なのでなるべく即時対応の準備はしておく。 風の報せで、友人Kの父親が事業不正による失脚をして、Kが尻拭いのために中国に旅立ったと知る。しばらく会えなくなるだろうか。 金策

          夢日記録♯044 友人を励ましに魔法具で飛んでいく